紅華は、彼女とは本当に別れてくれた。
翌日には彼女のアイコンが愛犬に変わっていて、
紅華との相互フォローも外れていた。
それと同時に、ネットストーカーみたいなことを繰り返していた自分にも嫌気がさして
検索履歴から彼女のIDを削除した。
その日から紅華との関係性が急激に進展したわけではなかった。
相変わらず一日に何通かメッセージのやり取りができればいいほうで、
二十四時間以上連絡が無い日も珍しくはなかった。
「糸ちゃん」とだけ送られてきたメッセージにお決まりの「なぁに」を返信する。
本当はメッセージが来ただけで飛び跳ねるくらい嬉しくて「なぁに!!!」って気分なのに
冷静を装って返信する「なぁに」を謎に既読スルーされることなんて日常茶飯事だった。
「ほんといい加減にしてくれる?糸が悪いんじゃないけど。お前の好きってなんなんだよ!」って時雨が声を荒げたのは、
約束していた「彼氏の友達を慰める会」の為に、待ち合わせのファミレスへと向かっている道中だった。
翌日には彼女のアイコンが愛犬に変わっていて、
紅華との相互フォローも外れていた。
それと同時に、ネットストーカーみたいなことを繰り返していた自分にも嫌気がさして
検索履歴から彼女のIDを削除した。
その日から紅華との関係性が急激に進展したわけではなかった。
相変わらず一日に何通かメッセージのやり取りができればいいほうで、
二十四時間以上連絡が無い日も珍しくはなかった。
「糸ちゃん」とだけ送られてきたメッセージにお決まりの「なぁに」を返信する。
本当はメッセージが来ただけで飛び跳ねるくらい嬉しくて「なぁに!!!」って気分なのに
冷静を装って返信する「なぁに」を謎に既読スルーされることなんて日常茶飯事だった。
「ほんといい加減にしてくれる?糸が悪いんじゃないけど。お前の好きってなんなんだよ!」って時雨が声を荒げたのは、
約束していた「彼氏の友達を慰める会」の為に、待ち合わせのファミレスへと向かっている道中だった。
