「知らなかった。いつ?」
「ほんとに二、三日前。メッセは繋がったままだったしさ。連絡くれて、やっぱり一緒に居たいって言ってくれたんだよ。もう一度信じてほしいって。糸ちゃんも人と向き合うことを頑張ってるし、何より俺のことを誰よりも信じてくれた糸ちゃんに、俺も頑張って自分で幸せを掴みにいくとこ見せたいじゃん?だから俺も、もう一度人を信じてみようと思ったんだ」
だったらなんで、私じゃだめなの。
その子はこーちゃんの在り方を否定したんだよ。
自分の常識に負けて、こーちゃんを簡単に手離せた人なんだよ。
私は違う。
ずっとこーちゃんを信じてる。
「もう一度」なんかじゃない。
ずっとずっと、心臓の一番大切な場所は、ずっとこーちゃんの為だけの場所なのに。
もう一度、人を信じてみたいのなら私でいいじゃん。
なんでどうしても私のことは選んでくれないの。
失くさない為に?
友達ならきっと終わりが来ないから?
じゃあその子は保険なの?
誰かに縋っていないといけない弱さなら
それも全部私にぶつけてよ。
ああ、
紅華にはきっとすぐに「私が居なくても大丈夫な未来」が訪れる。
紅華が居なきゃだめなのは私のほうなのだろう。
これから何度、琉真の愛に触れても、
誰かに愛されることを教えられても、
私はきっと紅華を忘れることはできない。
「一番大切」なんて毒を飲まされた、
滑稽で、ずるい恋を。
「ほんとに二、三日前。メッセは繋がったままだったしさ。連絡くれて、やっぱり一緒に居たいって言ってくれたんだよ。もう一度信じてほしいって。糸ちゃんも人と向き合うことを頑張ってるし、何より俺のことを誰よりも信じてくれた糸ちゃんに、俺も頑張って自分で幸せを掴みにいくとこ見せたいじゃん?だから俺も、もう一度人を信じてみようと思ったんだ」
だったらなんで、私じゃだめなの。
その子はこーちゃんの在り方を否定したんだよ。
自分の常識に負けて、こーちゃんを簡単に手離せた人なんだよ。
私は違う。
ずっとこーちゃんを信じてる。
「もう一度」なんかじゃない。
ずっとずっと、心臓の一番大切な場所は、ずっとこーちゃんの為だけの場所なのに。
もう一度、人を信じてみたいのなら私でいいじゃん。
なんでどうしても私のことは選んでくれないの。
失くさない為に?
友達ならきっと終わりが来ないから?
じゃあその子は保険なの?
誰かに縋っていないといけない弱さなら
それも全部私にぶつけてよ。
ああ、
紅華にはきっとすぐに「私が居なくても大丈夫な未来」が訪れる。
紅華が居なきゃだめなのは私のほうなのだろう。
これから何度、琉真の愛に触れても、
誰かに愛されることを教えられても、
私はきっと紅華を忘れることはできない。
「一番大切」なんて毒を飲まされた、
滑稽で、ずるい恋を。
