急いで学校に向かった。
今日は、学校があるのだから。
姫のことに気を取られて、今日が平日ということをすっかり忘れていた。
姫は、もう会社にいる(芸能事務所)。
打合せでもするのだろうか。
っていうか、そんなこと気にしてる場合じゃないじゃん、私!
なにやってんのよ、もう!
今、学校に行っても、もう2時間目が始まっている状態だ。
欠席の連絡も、遅刻の連絡もしてないし、みんな心配してる…?
愛花はもう、大号泣してるかもっ
「ごめんなさいっ!」
三時間目が始まる直前、私は大ダッシュで教室に滑り込んだ。
「何してたんですか、日葵さん!」
美智子先生が心配そうに駆け寄る。
美智子先生は、私に姉がいること、そしてその姉がアイドルだということを知らない。
もちろん、クラスの全員も知らないし、親友の愛花も知らない。
知っているのは…元クラスメイトのあの人だけだ。
愛花が強く抱き着いてきて、やっと現実の世界に戻る。
もう、終わったことだ。今のことに集中しよう。
「どこ行ってたの、日葵!」
「ごめん、愛花。あ、えっと…私、ちょっと、あっぎっくり腰!その…」
「ちょっと、嘘ついてない?」
嘘ついてます!めっちゃ嘘ついてます!ごめんなさい…
「う、嘘なんか…」
「ぎっくり腰は治ったの?」
「あ、うん。病院…じゃない。お医者さん…のところに行ったから」
「?」
「後で詳しく聞かせていただきます、皆さん、席についてください」
先生っありがとう…!うん?え、後で…
後で詳しく聞かせていただきますって言いました?ーえ。
え、まってどういうことちょっと意味わかんない。(超早口)
姫のことも、家で起きたことも…
全部言わなきゃいけない?
先生、アイドルに興味なさそうだったし、特に聞かれないかなって思ってたけど…
やっぱり、いろいろ聞かれそう❓
今日は、学校があるのだから。
姫のことに気を取られて、今日が平日ということをすっかり忘れていた。
姫は、もう会社にいる(芸能事務所)。
打合せでもするのだろうか。
っていうか、そんなこと気にしてる場合じゃないじゃん、私!
なにやってんのよ、もう!
今、学校に行っても、もう2時間目が始まっている状態だ。
欠席の連絡も、遅刻の連絡もしてないし、みんな心配してる…?
愛花はもう、大号泣してるかもっ
「ごめんなさいっ!」
三時間目が始まる直前、私は大ダッシュで教室に滑り込んだ。
「何してたんですか、日葵さん!」
美智子先生が心配そうに駆け寄る。
美智子先生は、私に姉がいること、そしてその姉がアイドルだということを知らない。
もちろん、クラスの全員も知らないし、親友の愛花も知らない。
知っているのは…元クラスメイトのあの人だけだ。
愛花が強く抱き着いてきて、やっと現実の世界に戻る。
もう、終わったことだ。今のことに集中しよう。
「どこ行ってたの、日葵!」
「ごめん、愛花。あ、えっと…私、ちょっと、あっぎっくり腰!その…」
「ちょっと、嘘ついてない?」
嘘ついてます!めっちゃ嘘ついてます!ごめんなさい…
「う、嘘なんか…」
「ぎっくり腰は治ったの?」
「あ、うん。病院…じゃない。お医者さん…のところに行ったから」
「?」
「後で詳しく聞かせていただきます、皆さん、席についてください」
先生っありがとう…!うん?え、後で…
後で詳しく聞かせていただきますって言いました?ーえ。
え、まってどういうことちょっと意味わかんない。(超早口)
姫のことも、家で起きたことも…
全部言わなきゃいけない?
先生、アイドルに興味なさそうだったし、特に聞かれないかなって思ってたけど…
やっぱり、いろいろ聞かれそう❓



