私は、小さなころから地味だった。
どこに行っても目立たず、どこに行っても地味だった。いつも、そんな自分を嫌っていた。
生まれ変わったら、姫みたいなキラキラしている人になりたい。
自信をもちたい。だけど、もてない。
嫌われたくないとか、そういう理由じゃなくて、私が、自信をもっていいのか、という罪悪感。
その罪悪感が、つもりに積もって、今の私に…
ダメだ。暗い話ばかりしてしまう。
だから、嫌いなんだ。だから、いつまでたっても自分のことを「好き」になれないんだ。
自分が嫌い。憎い。
その想いで生きていると、自分の生きている意味こそ分からなくなってしまう。
「鬱」に殺されそうだー。
姫は、ずっとキラキラしている。
可愛くて、誰よりも頑張り屋。うつむいてばかりの私とは大違い。
ステージ上で笑顔の姫と、家にいる姫は違う。
まるで別人のようだ。
でも、やはりその姫の「性格の悪さ」に救われている気がする。
もし、姫がとても優しくていい子だったら、私はもっとおかしくなっていただろう。
姫の欠けたところが私の希望だ。
まぁ、言い方は悪くなってしまうが。
姫が今よりもっと「いい子」だったら、私はもっと悲しい。
姫が今のように「ちょっと欠けた子」だったら、私は嬉しい。
姉として、姫が成長してくれるのはありがたい。
でも、やはり、完璧な姫を連想してしまう。
姫は悪くない。狂った私が悪い。
そんなこと知ってる。知ってるのに…
私は、苦しい。
あぁ、嫌だな。
姫、ごめんね。頼りないよね。
私も、ちゃんとしたお姉ちゃんになりたいよ。
なりたいけど、なれないんだ。
ごめんね、姫。
私、いいお姉ちゃんになれないよ。
ごめんね、ごめん。
どこに行っても目立たず、どこに行っても地味だった。いつも、そんな自分を嫌っていた。
生まれ変わったら、姫みたいなキラキラしている人になりたい。
自信をもちたい。だけど、もてない。
嫌われたくないとか、そういう理由じゃなくて、私が、自信をもっていいのか、という罪悪感。
その罪悪感が、つもりに積もって、今の私に…
ダメだ。暗い話ばかりしてしまう。
だから、嫌いなんだ。だから、いつまでたっても自分のことを「好き」になれないんだ。
自分が嫌い。憎い。
その想いで生きていると、自分の生きている意味こそ分からなくなってしまう。
「鬱」に殺されそうだー。
姫は、ずっとキラキラしている。
可愛くて、誰よりも頑張り屋。うつむいてばかりの私とは大違い。
ステージ上で笑顔の姫と、家にいる姫は違う。
まるで別人のようだ。
でも、やはりその姫の「性格の悪さ」に救われている気がする。
もし、姫がとても優しくていい子だったら、私はもっとおかしくなっていただろう。
姫の欠けたところが私の希望だ。
まぁ、言い方は悪くなってしまうが。
姫が今よりもっと「いい子」だったら、私はもっと悲しい。
姫が今のように「ちょっと欠けた子」だったら、私は嬉しい。
姉として、姫が成長してくれるのはありがたい。
でも、やはり、完璧な姫を連想してしまう。
姫は悪くない。狂った私が悪い。
そんなこと知ってる。知ってるのに…
私は、苦しい。
あぁ、嫌だな。
姫、ごめんね。頼りないよね。
私も、ちゃんとしたお姉ちゃんになりたいよ。
なりたいけど、なれないんだ。
ごめんね、姫。
私、いいお姉ちゃんになれないよ。
ごめんね、ごめん。



