「ねぇ、日葵ちゃんの秘密ってないの?」
姫が突然言い出した。
「私の秘密?え、なんで?」
「私、教えたから~ほら、この前」
そういえば…と言おうとして、口を押さえられた。
私、いろんな人に口を押さえられてるかも。一回目は蓮で、二回目は姫か。
「分かった。教えるよ。」
「聞きた~い」
「今も、蓮のこと、好きなんだ」
「そんなのバレバレだよ~!分かりやすすぎてもはや秘密じゃないよ」
「ぶえぇ?」
びっくりしすぎて変な声出ちゃった。えっ、私って分かりやすいの⁉
できるだけ、隠そうとしてたんだけどなぁ。
「なんで⁉分かっちゃうの?え、これって秘密じゃないの?」
「もうちょっと、いいネタが欲しい」
姫からの冷た~い一撃を受けて、ソファから転がり落ちてしまった。
「いいネタって何!」
少しイライラして、姫をにらんだ。
「実は翔くんが好きでした~とかぁ、実は学校で好きな人がぁ、とか~」
「それしかないの?面白いネタ。」
「まぁね」
特に興味もなさそうに言う姫を見ていると、少し可哀そうになってきた。
「じゃあ、特大ネタあげるよ」
「えっ!何⁉」
私はニヤリと笑うと、姫に耳打ちをして言った。
「私…『ウィンディ』の蒼空くんを推してるの!推し活、してるんだ」
姫は、ばたりと地面に座って、下を向いた。
「満足しなかった?ごめん。ほら、上向いて」
「日葵ちゃん。私、落ちこんでないから」
そう言っている割には、姫の声には「トゲ」が感じた。
もしかして…怒ってるのかな?
「ねぇ、お腹すいちゃった~!ご飯食べたいよ~」
「え、あ、分かった。作るね、ご飯」
さっきの声はどこに行っちゃったのか、いつもの声に戻ってる。
どうしちゃったのかな?
姫が突然言い出した。
「私の秘密?え、なんで?」
「私、教えたから~ほら、この前」
そういえば…と言おうとして、口を押さえられた。
私、いろんな人に口を押さえられてるかも。一回目は蓮で、二回目は姫か。
「分かった。教えるよ。」
「聞きた~い」
「今も、蓮のこと、好きなんだ」
「そんなのバレバレだよ~!分かりやすすぎてもはや秘密じゃないよ」
「ぶえぇ?」
びっくりしすぎて変な声出ちゃった。えっ、私って分かりやすいの⁉
できるだけ、隠そうとしてたんだけどなぁ。
「なんで⁉分かっちゃうの?え、これって秘密じゃないの?」
「もうちょっと、いいネタが欲しい」
姫からの冷た~い一撃を受けて、ソファから転がり落ちてしまった。
「いいネタって何!」
少しイライラして、姫をにらんだ。
「実は翔くんが好きでした~とかぁ、実は学校で好きな人がぁ、とか~」
「それしかないの?面白いネタ。」
「まぁね」
特に興味もなさそうに言う姫を見ていると、少し可哀そうになってきた。
「じゃあ、特大ネタあげるよ」
「えっ!何⁉」
私はニヤリと笑うと、姫に耳打ちをして言った。
「私…『ウィンディ』の蒼空くんを推してるの!推し活、してるんだ」
姫は、ばたりと地面に座って、下を向いた。
「満足しなかった?ごめん。ほら、上向いて」
「日葵ちゃん。私、落ちこんでないから」
そう言っている割には、姫の声には「トゲ」が感じた。
もしかして…怒ってるのかな?
「ねぇ、お腹すいちゃった~!ご飯食べたいよ~」
「え、あ、分かった。作るね、ご飯」
さっきの声はどこに行っちゃったのか、いつもの声に戻ってる。
どうしちゃったのかな?



