家に帰って、そのことを姫に報告した。
「日葵ちゃ~ん!おめでと~(喜)それ、初恋かもよぉぉ~」
「えっ、初恋?そんなことないと思うな」
「絶対そう!日葵ちゃん、蓮くんのこと、好きなんでしょ~」
「え~」
「私を信じて~!こう見えてもレンアイのエキスパートです✨」
「あ、でも、蓮さんは、私のことが好きじゃないかも」
「でも、好きじゃない子のこと、かばったり、呼び出したりするかな?」
「あっ」
「でしょでしょ~!日葵ちゃんも恋しちゃったんだね~!キュンです💕」
確かにそうだ、ってダメ!こんな私のこと好きな人なんかいないよ!
しかも、相手はあの蓮さんだし。
友達になれたとしても、付き合うのはさすがに…
「日葵ちゃん、ダメだよ?落ち込んじゃダメダメ(怒)恋愛は、信じる魔法だからっ」
「そう、かな」
落ち込んじゃダメか。『恋愛は信じる魔法』。良い言葉だ。
ちょっとぐらいは信じてもいいのかな。
いや、ダメダメ!万が一、告白しても振られたら気まずいし!
「日葵ちゃんは自信を持たないと!じゃないと、恋愛だけじゃなくて、何も成功できなくなっちゃうよ~?」
ハッとした。『恋愛だけじゃなくて、何も成功できなくなっちゃう』のか。
姫は痛いところをついてくる。自信を持った方がいいときもあるかもしれない。
「分かった。自信…持ってみる。告白できるかは、分かんないけど」
「よ~し!そうと決まったら、まず、スクールメイクしちゃう?」
「え、待って、私、そんなことは言ってないよ!」
ぐいぐい押されて、姫のドレッサーに向かった。
「ちょっ、え~」
姫が得意そうにニヤリと笑った。
「すぐ終わるからねぇ~」
姫が言った通り、それほど時間はかからなかったけど、なんだこれ!
別人みたい。姫はすっぴんでも可愛いから、メイクのすごさなんてよく分からなかった。
知らなかった。
私、メイクでこんなに可愛くなれたなんて!
「これで蓮くんは、日葵ちゃんの虜だぁ~~~‼」
「で、でも、私はそのままがいいな」
「えっ、なんで」
「私、メイクをしなくても可愛くなれるようにしたいの。無理だと、思うけど」
「めっちゃイイじゃん!絶対、可愛くなるよ!日葵ちゃんなら」
「日葵ちゃ~ん!おめでと~(喜)それ、初恋かもよぉぉ~」
「えっ、初恋?そんなことないと思うな」
「絶対そう!日葵ちゃん、蓮くんのこと、好きなんでしょ~」
「え~」
「私を信じて~!こう見えてもレンアイのエキスパートです✨」
「あ、でも、蓮さんは、私のことが好きじゃないかも」
「でも、好きじゃない子のこと、かばったり、呼び出したりするかな?」
「あっ」
「でしょでしょ~!日葵ちゃんも恋しちゃったんだね~!キュンです💕」
確かにそうだ、ってダメ!こんな私のこと好きな人なんかいないよ!
しかも、相手はあの蓮さんだし。
友達になれたとしても、付き合うのはさすがに…
「日葵ちゃん、ダメだよ?落ち込んじゃダメダメ(怒)恋愛は、信じる魔法だからっ」
「そう、かな」
落ち込んじゃダメか。『恋愛は信じる魔法』。良い言葉だ。
ちょっとぐらいは信じてもいいのかな。
いや、ダメダメ!万が一、告白しても振られたら気まずいし!
「日葵ちゃんは自信を持たないと!じゃないと、恋愛だけじゃなくて、何も成功できなくなっちゃうよ~?」
ハッとした。『恋愛だけじゃなくて、何も成功できなくなっちゃう』のか。
姫は痛いところをついてくる。自信を持った方がいいときもあるかもしれない。
「分かった。自信…持ってみる。告白できるかは、分かんないけど」
「よ~し!そうと決まったら、まず、スクールメイクしちゃう?」
「え、待って、私、そんなことは言ってないよ!」
ぐいぐい押されて、姫のドレッサーに向かった。
「ちょっ、え~」
姫が得意そうにニヤリと笑った。
「すぐ終わるからねぇ~」
姫が言った通り、それほど時間はかからなかったけど、なんだこれ!
別人みたい。姫はすっぴんでも可愛いから、メイクのすごさなんてよく分からなかった。
知らなかった。
私、メイクでこんなに可愛くなれたなんて!
「これで蓮くんは、日葵ちゃんの虜だぁ~~~‼」
「で、でも、私はそのままがいいな」
「えっ、なんで」
「私、メイクをしなくても可愛くなれるようにしたいの。無理だと、思うけど」
「めっちゃイイじゃん!絶対、可愛くなるよ!日葵ちゃんなら」



