太田温泉ではまともに見れなかったけど、ルーシャさんの肌は綺麗だった。
スレンダーでバランスのいい体。胸も体に合わせたかのようにいい感じだ。道端さんはこれを前にして欲情しないとか狂っているとしか思えないわ。男としてどうなの? 女のわたしでも見惚れてしまうほどよ。
「ミオさん。見すぎですよ」
「ご、ごめんなさい! つ、つい……」
「ミオさんのほうが立派なもの持っているじゃないですか。あたしもそのくらいあればエロで売り出せたのに」
いやまあ、この胸で視聴者数を稼いでいるけど、そうあからさまに言われると胸に突き刺さる。エロだけじゃないと言える日が……来ないか。エロ売りだし……。
「まあ、エロフで売るのもいいかもしれませんね。今度、水着配信しましょうよ」
そうナチュラルにエロフと言われると、なんか自分の姿が恥ずかしくなってくるわね。そんな恥じなど配信する前に捨てたはずなのに……。
「₥₣฿₢€₠₨」
「あ、はい。ミオさん。行きましょうか」
促されて浴場に向かった。
日曜日のお昼過ぎなのに、そんなに混んではいない。日帰り温泉ってタイミングだから空いている間ってあるのよね。
体を洗ったら湯船に入る。
「ふひ~。いい湯だわ~」
若いのにおっさんみたいよね。
「動画で温泉に入っているのあるじゃないですか。貸し切り温泉で配信とか出来ないですかね? ミオさんの体ならウケますよ」
本当にわたしをエロで売り出すようだわ。
「ミオさんは、ゲームとかします?」
「あまりやらないわ。やろうとはしたんだけどね。下手すぎて辞めたわ」
「アウトドア派なんですね」
「そうね。キャンプや登山とかのほうが好きかな。大学のときは登山同好会に入っていたわ。そうガチではなかったけどね」
登山も有名観光地の山を登ったくらい。筑波山がもっとも多いわね。
「いいですね、登山。了さんもやってみたいって言ってました」
「道端さん、なにが趣味なの? お酒もあまり飲まないし、タバコも吸わないようだけど」
女性に興味もなさそうだ。わたしの胸に目を向けることもなかった。貧乳派? まさか、BなL?! 凄く似合いそう!
「ないみたいですよ。会社を辞めるまで仕事仕事の毎日みたいだったから。今はいろんなことに挑戦してみたいそうです」
「キャンプをしてみたいって言ってたのも社交辞令じゃなかったんだ」
「結構興味はあるみたいでしたよ。コス○コでもキャンプ用具見てましたから」
「そうだっけ? よく見てるわね」
「了さんには恩がありますからね。喜んでくれることがあったら応援したいですよね。あ、了に誘惑するのはダメですよ。狙っている人がいるので」
「前に言っていた編集者さん?」
有名出版社の人で、変わった人だけど優秀な人だと道端さんが言っていたわ。
「はい。変な人ですけど、行動力があって優秀ですよ。見る目もあります。なんか裏の世界にも精通しているっぽかったですね」
「だ、大丈夫なの?」
「了さんがルーシャさんを任せても大丈夫と判断しましたからね、あたしは気にしませんよ。矢代さんも矢代さんで了さんに気を許している雰囲気でしたから。よく了さんの隣で寝てました。際どい格好で。なのに、了さんったら手を出さないんですよ。ルーシャさんが一番だから」
「道端さんは、ルーシャさんが好き、ってこと?」
「うーん。好きだとは思いますけど、男女間の好きではないですね。家族愛だと思いますよ。了さん、天涯孤独みたいですから」
確かに両親は亡くなったとは言ってたけど、悲壮感がなかったからそこまで気にしなかった。天涯孤独の中でルーシャさんと出会ったなら守りたくもなるか。ルーシャさんもこの世界では天涯孤独なんだからね……。
「₣₥₠₨₦◎★◆」
「邪魔なんてことあるわけないじゃないですか。了さん、ルーシャさんといるとき嬉しそうですよ」
なるほど。道端さんがルーシャさんを大切にするのもよくわかるわ。どっちも優しいのよ……。
彼氏が欲しいとか思うことなかったけど、お互いを思いやれる関係にはなりたいとは思う。道端さんみたいな男性と知り合ってたら結婚とかしてたのかもしれないな~。
「₣€₦★₥◆₠」
「そうですね。ミオさん、露天風呂に行きましょうか。せっかく来たんですから」
そうね。温泉に湿っぽい話は似合わないわね。癒されに来てるんだから。
今日は晴れているから露天風呂が気持ちいい。真っ裸ってのが開放的でさらにいい。
「ミオさん、結構大胆ですね」
「そうじゃなければ胸を強調したりしないわよ」
露出趣味があるわけじゃないけど、恥ずかしいなんて思っていたら胸なんか強調してないわ。別に生で見せているわけじゃないんだしね。てか、バンされないようにちゃんと気を使ってます。
「そういう璃子ちゃんは恥ずかしがり屋ね」
可もなく不可もない胸をタオルで隠している。わたしはタオルを首にかけているわ。ルーシャさんはタオルを垂らして前を隠している。お尻、スベスベだ。
「立派なものを持ってないので」
ふふ。若いわね~。その辺は年相応なんだから。わたしもあの年代は……今と変わらないか。わたしの入浴スタイル、ずっと変わらないや。
スレンダーでバランスのいい体。胸も体に合わせたかのようにいい感じだ。道端さんはこれを前にして欲情しないとか狂っているとしか思えないわ。男としてどうなの? 女のわたしでも見惚れてしまうほどよ。
「ミオさん。見すぎですよ」
「ご、ごめんなさい! つ、つい……」
「ミオさんのほうが立派なもの持っているじゃないですか。あたしもそのくらいあればエロで売り出せたのに」
いやまあ、この胸で視聴者数を稼いでいるけど、そうあからさまに言われると胸に突き刺さる。エロだけじゃないと言える日が……来ないか。エロ売りだし……。
「まあ、エロフで売るのもいいかもしれませんね。今度、水着配信しましょうよ」
そうナチュラルにエロフと言われると、なんか自分の姿が恥ずかしくなってくるわね。そんな恥じなど配信する前に捨てたはずなのに……。
「₥₣฿₢€₠₨」
「あ、はい。ミオさん。行きましょうか」
促されて浴場に向かった。
日曜日のお昼過ぎなのに、そんなに混んではいない。日帰り温泉ってタイミングだから空いている間ってあるのよね。
体を洗ったら湯船に入る。
「ふひ~。いい湯だわ~」
若いのにおっさんみたいよね。
「動画で温泉に入っているのあるじゃないですか。貸し切り温泉で配信とか出来ないですかね? ミオさんの体ならウケますよ」
本当にわたしをエロで売り出すようだわ。
「ミオさんは、ゲームとかします?」
「あまりやらないわ。やろうとはしたんだけどね。下手すぎて辞めたわ」
「アウトドア派なんですね」
「そうね。キャンプや登山とかのほうが好きかな。大学のときは登山同好会に入っていたわ。そうガチではなかったけどね」
登山も有名観光地の山を登ったくらい。筑波山がもっとも多いわね。
「いいですね、登山。了さんもやってみたいって言ってました」
「道端さん、なにが趣味なの? お酒もあまり飲まないし、タバコも吸わないようだけど」
女性に興味もなさそうだ。わたしの胸に目を向けることもなかった。貧乳派? まさか、BなL?! 凄く似合いそう!
「ないみたいですよ。会社を辞めるまで仕事仕事の毎日みたいだったから。今はいろんなことに挑戦してみたいそうです」
「キャンプをしてみたいって言ってたのも社交辞令じゃなかったんだ」
「結構興味はあるみたいでしたよ。コス○コでもキャンプ用具見てましたから」
「そうだっけ? よく見てるわね」
「了さんには恩がありますからね。喜んでくれることがあったら応援したいですよね。あ、了に誘惑するのはダメですよ。狙っている人がいるので」
「前に言っていた編集者さん?」
有名出版社の人で、変わった人だけど優秀な人だと道端さんが言っていたわ。
「はい。変な人ですけど、行動力があって優秀ですよ。見る目もあります。なんか裏の世界にも精通しているっぽかったですね」
「だ、大丈夫なの?」
「了さんがルーシャさんを任せても大丈夫と判断しましたからね、あたしは気にしませんよ。矢代さんも矢代さんで了さんに気を許している雰囲気でしたから。よく了さんの隣で寝てました。際どい格好で。なのに、了さんったら手を出さないんですよ。ルーシャさんが一番だから」
「道端さんは、ルーシャさんが好き、ってこと?」
「うーん。好きだとは思いますけど、男女間の好きではないですね。家族愛だと思いますよ。了さん、天涯孤独みたいですから」
確かに両親は亡くなったとは言ってたけど、悲壮感がなかったからそこまで気にしなかった。天涯孤独の中でルーシャさんと出会ったなら守りたくもなるか。ルーシャさんもこの世界では天涯孤独なんだからね……。
「₣₥₠₨₦◎★◆」
「邪魔なんてことあるわけないじゃないですか。了さん、ルーシャさんといるとき嬉しそうですよ」
なるほど。道端さんがルーシャさんを大切にするのもよくわかるわ。どっちも優しいのよ……。
彼氏が欲しいとか思うことなかったけど、お互いを思いやれる関係にはなりたいとは思う。道端さんみたいな男性と知り合ってたら結婚とかしてたのかもしれないな~。
「₣€₦★₥◆₠」
「そうですね。ミオさん、露天風呂に行きましょうか。せっかく来たんですから」
そうね。温泉に湿っぽい話は似合わないわね。癒されに来てるんだから。
今日は晴れているから露天風呂が気持ちいい。真っ裸ってのが開放的でさらにいい。
「ミオさん、結構大胆ですね」
「そうじゃなければ胸を強調したりしないわよ」
露出趣味があるわけじゃないけど、恥ずかしいなんて思っていたら胸なんか強調してないわ。別に生で見せているわけじゃないんだしね。てか、バンされないようにちゃんと気を使ってます。
「そういう璃子ちゃんは恥ずかしがり屋ね」
可もなく不可もない胸をタオルで隠している。わたしはタオルを首にかけているわ。ルーシャさんはタオルを垂らして前を隠している。お尻、スベスベだ。
「立派なものを持ってないので」
ふふ。若いわね~。その辺は年相応なんだから。わたしもあの年代は……今と変わらないか。わたしの入浴スタイル、ずっと変わらないや。


