彼女が憎い、憎い、憎い。

ランクイン履歴

総合69位(2025/05/30)

青春・恋愛28位(2025/05/30)

青春・恋愛

彼女が憎い、憎い、憎い。
作品番号
1752449
最終更新
2025/05/29
総文字数
2,952
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
4
ランクイン履歴

総合69位(2025/05/30)

青春・恋愛28位(2025/05/30)

彼女が憎い。憎い。憎い。

勉強も運動も人望も、何もかも「あの子」が一番だった。
私はいつも二番目で、努力は報われず、陰では笑われる。
それでも、追い越したかった。追い越さずにはいられなかった。

けれど、ある日。
その「一番」の意味が、静かに崩れ始める。

彼女を憎んだままじゃ、終われない。
「勝ちたい」だけでは届かない、本当の答えにたどりつくまでの物語。

最後に残るのは、涙か、それとも──。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

優秀だった自分が、ある日突然下になる。中学から高校に上がった頃の私が、まさしくその状態でした。何をやったって上には上がいる。今までは大した努力をせずとも褒められていたのに、今は全力を尽くしても上位にはなれない。悔しくてたまらない日々を過ごしていました。それはまさに主人公のように。他人を憎む気持ちも痛いほど分かります。
結局は自分の敵は自分。それは綺麗事のように思えますが、この物語を読んでしまったら考えざるを得ない事実なのかと思いました。
素敵な物語をありがとうございます。

2025/05/26 12:51

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