ふらりと自席に向かいながら、昨日の出来事を何度も頭の中で反芻する。
お姉ちゃんには結局、廉くんのことは言っていない。
言ってしまったら、廉くんについた私の嘘がバレてしまうから。
だから、言えない…。
*
昨日と同じ時間にバスケゴールがある公園に行くと、思った通り廉くんがまたシュート練習をしていた。
「…廉くん」
「よ、瑠那」
私に気づいた廉くんが軽く微笑みながら片手を上げてきた。
…何も変わらない。廊下ですれ違う時や家に来た時の挨拶と、何も変わっていなかった。
「昨日は悪かったな。瑠那が彼女だったことも忘れてたなんて、俺最低だった」
「いや…!そんなことないよ…」
最低なのは私の方なのだから…。
ボールを脇に抱えながら近づいてきた廉くんは、優しく私の頭に手を乗せてきた。
「もう一度おまえと会えて嬉しいよ、瑠那」
お姉ちゃんには結局、廉くんのことは言っていない。
言ってしまったら、廉くんについた私の嘘がバレてしまうから。
だから、言えない…。
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昨日と同じ時間にバスケゴールがある公園に行くと、思った通り廉くんがまたシュート練習をしていた。
「…廉くん」
「よ、瑠那」
私に気づいた廉くんが軽く微笑みながら片手を上げてきた。
…何も変わらない。廊下ですれ違う時や家に来た時の挨拶と、何も変わっていなかった。
「昨日は悪かったな。瑠那が彼女だったことも忘れてたなんて、俺最低だった」
「いや…!そんなことないよ…」
最低なのは私の方なのだから…。
ボールを脇に抱えながら近づいてきた廉くんは、優しく私の頭に手を乗せてきた。
「もう一度おまえと会えて嬉しいよ、瑠那」



