それから毎日亮と家でいちゃいちゃしていった。
その生活が慣れてきたら、今度は奏を家に入れて三人で遊んだ。
「あ、水谷君強くなーい?」
「僕は強いよ。だって隆之くんをずっとボコってるから」
「ふーん。だけどウチだって浅羽ボコってるから」
「悪かったな、弱くて」
学校では俺と亮は少し仲の良い親友関係として扱われた。
同姓カップルは受け入れられないと思っていたが、付き合っているという事実を隠せば、誰もからかったりしてこないという事が分かった。おかげで学校でも上手くできる。
将来どうなるかは分からないが、今は大丈夫だ。
今俺たちは上手く行ってる。
俺は亮が好きだ。
★★★★★
僕は隆之くんが好きだ。


