芽吹が俺たちの間に線を引いた。
もう踏み込む事はできない。
このまま側にいたらダメなんだと気付いてしまった。
俺は芽吹の自由を邪魔してしまう。
芽吹はいつも笑ってるから、気付けなかった。
俺が…俺たち家族が、芽吹を縛り付けて逃げられなくさせていたのかも知れない。
人の気持ちは変わる。
俺が「会社を継ぐ」と決めた様に、芽吹にだって芽吹の意思がある。
それを他人が縛るのは間違っている。
芽吹を幸せにしたい。
俺が幸せにしてやりたい。
だけど芽吹がそれを望んでいないのならば、俺はこの手を離してやらなければいけない。
一番大切なのは
芽吹が幸せになる事。笑顔でいる事。
ふと、芽吹の両親の言葉を思い出す。
『瞬く間に過ぎて行く日常こそが青春なんだ。
だからどうか1日1日を丁寧に、出来ればたくさんの笑顔で過ごして行ける様に願っています。
私たちの元に芽吹いてくれた愛しい君へ』
「寒…」
2月の夜の冷たい空気があっという間に頬を冷やす。
芽吹への想いも冷やしてくれたら楽になれんのにな…。
もう踏み込む事はできない。
このまま側にいたらダメなんだと気付いてしまった。
俺は芽吹の自由を邪魔してしまう。
芽吹はいつも笑ってるから、気付けなかった。
俺が…俺たち家族が、芽吹を縛り付けて逃げられなくさせていたのかも知れない。
人の気持ちは変わる。
俺が「会社を継ぐ」と決めた様に、芽吹にだって芽吹の意思がある。
それを他人が縛るのは間違っている。
芽吹を幸せにしたい。
俺が幸せにしてやりたい。
だけど芽吹がそれを望んでいないのならば、俺はこの手を離してやらなければいけない。
一番大切なのは
芽吹が幸せになる事。笑顔でいる事。
ふと、芽吹の両親の言葉を思い出す。
『瞬く間に過ぎて行く日常こそが青春なんだ。
だからどうか1日1日を丁寧に、出来ればたくさんの笑顔で過ごして行ける様に願っています。
私たちの元に芽吹いてくれた愛しい君へ』
「寒…」
2月の夜の冷たい空気があっという間に頬を冷やす。
芽吹への想いも冷やしてくれたら楽になれんのにな…。


