透明な記憶が消えないうちに

現代ファンタジー

杏柚/著
透明な記憶が消えないうちに
作品番号
1751133
最終更新
2025/05/05
総文字数
6,720
ページ数
12ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
「俺、おまえみたいな“いい子ちゃん”大嫌いなんだよ」


いい子ちゃんヒロイン
朝倉澪(Asakura Mio)

×

ぶっきらぼうな不器用ヒーロー
鳴海慎(Narumi Shin)


私のことを嫌っていた彼は、ある日事故で亡くなってしまう…。


「…鳴海くん?」

「…おまえ、俺のことが見えんのか?」


そして綺麗じゃないこの世界で、私と君はもう一度出逢った。


「そっちの方がずっといいじゃん」

「願えよ。今は俺しか聞いてないから」

「…忘れないでくれ」


私は何も知らなかった。

君がどうして私を嫌いだったのか。
どうして死んだ今もこの世界にい続けているのか。


透明な記憶の中で笑う君がこの世界で一番綺麗な存在だと、
そう気づくのはちょっと遅すぎたね–––。
あらすじ
※作中に喫煙の場面が出てきますが、未成年の喫煙は法律上禁止されています。

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