ジュースと犯行動機

ヒューマンドラマ

詩一/著
ジュースと犯行動機
作品番号
1750485
最終更新
2025/04/24
総文字数
7,179
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
0
たかが140円の話だった。
あらすじ
「お疲れ」
「え?」
 ジュースを差し出すと、一瞬キョトンとした顔をしてから、パッと目を輝かせた。
「やさしいじゃん! ありがとな!」
 別にボクが労ってあげる必要もないのだけれど、彼の苦労話を聞くだけ聞いてなんの労いもないのはなんだが気が引けた。この罪悪感を払拭できるならたかが140円だと思った。
 今にして思えばそのたかが140円が、すべての始まりだったのかもしれない。

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