*
次の日。学校に向かいながら今日何度目かのスマホの通知を確認する。
だが、咲那からの返信はない。
昨日家に帰ってから咲那にLINEをしてみたが、返ってこなかった。
いつもだったら何か進展があるとすぐにLINEか電話で報告してくれるから、てっきり昨日もたくさん通知が来ると思って待っていたのに。
もしかして、勝手なことをして怒ってる…とか?いやでも咲那はそんなことでは怒らない気がするけど…。
悶々と考えていると、靴箱で咲那の後ろ姿を見つけた。
「あ、咲那!」
咲那は私の声に振り向き、駆け寄ろうとするがその前にふいっと顔を背けられ階段を上がっていってしまった。
「え…?」
次の日。学校に向かいながら今日何度目かのスマホの通知を確認する。
だが、咲那からの返信はない。
昨日家に帰ってから咲那にLINEをしてみたが、返ってこなかった。
いつもだったら何か進展があるとすぐにLINEか電話で報告してくれるから、てっきり昨日もたくさん通知が来ると思って待っていたのに。
もしかして、勝手なことをして怒ってる…とか?いやでも咲那はそんなことでは怒らない気がするけど…。
悶々と考えていると、靴箱で咲那の後ろ姿を見つけた。
「あ、咲那!」
咲那は私の声に振り向き、駆け寄ろうとするがその前にふいっと顔を背けられ階段を上がっていってしまった。
「え…?」



