夜が明けたら君に幸せを。

これ以上目をつけられまいと今まで反撃をしてこなかったが、もういい加減我慢の限界だ。



一人でいることを自分で選んで過ごしているだけなのに、すかしているだとか格好つけているだとか言って、三人は気に入らないらしい。


そんなの私には関係ない。


どうして私だけ自分の生き方を否定されなきゃいけないんだ。


それも全くの他人である三人に。



クラスメイト達も見て見ぬふりをしているが、そんなのどうだっていい。


誰かに庇われる方が何倍も最悪だ。



ただ、この生活をいつまでも続けるのはもううんざりだった。


誰も私に関わらないで。お願いだから、一人にして。



「いっ…た。てめぇ、なにすんだよ」