初めまして、こんにちは。杏柚です。


ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます!


この作品は、一年前くらいに「野いちご」にて完結させた『夜が明けたら君に幸せを。』を第4回 きみの物語が、誰かを変える。小説大賞byスターツ出版文庫にエントリーするために書き足した作品です。


「遠い未来の“明日”」という章をまるまる書き足したのですが、この章があってこそこの物語は完結と言えると私は思っています。


いや、完結とは少し違いますね。


二人の“明日”はこれからもずっと続いていくのですから。


この章のお話は、修学旅行バス事故があった日からもう何十年も経った未来のある日のお話です。


皆さんは生まれ変わりというものを信じていますか?


この章も含めて、この先の物語の結末は個人の解釈にお任せしたいと思います。


飛鳥と旭、ここまで読んでくださった読者の皆様の明日が素晴らしい一日となりますように。



明けない夜はない。


今日がどんなに苦しくて辛くても、その分たくさんの幸福があなたを待っているはず–––。