なんだこれ…。もしかして、幽霊…?


俺は本当に、死んでしまったのか?



突然の状況に呆然としていると、何かが落ちる大きな音が聞こえてきた。


不思議に思ってその方向に行くと、階段の下に人影が。


あれは…。



「明日香…?」



薄く目を開けた明日香とたしかに目が合った…気がした。





次に目が覚めるといた場所はいつもの教室だった。


慌てて自分の体を見てみるけど、透けていることはなかった。


なんだ…?あれは夢…だったのか?



「ねえねえ?明日香ちゃーん?眠いのー?」