
- 作品番号
- 1749541
- 最終更新
- 2025/05/29
- 総文字数
- 24,051
- ページ数
- 6ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 22
- ランクイン履歴
総合21位(2025/04/20)
ヒューマンドラマ2位(2025/04/16)
*第57回キャラクター短編小説コンテスト「綺麗ごとじゃない青春」参加作品です。
- あらすじ
- 県内随一の進学校に通う高校二年生、書道部の天野芽衣は定期テストで万年二位を撮り続けている。
一位はいつも、親友で同じ部活の浜崎実夏。勉強も書道も実夏には敵わず、周りの友人たちからも、「実夏が一位で芽衣が二位」と認識されていることに嫉妬していた。
大好きな古典の恵理子先生が、自分ではなく実夏の方へと関心を寄せていることにも気づいてしまう。
友情と嫉妬、最後に芽衣が心に描く、実夏への想いとは。
この作品の感想ノート
仲の良い友達なのに、相手の持っているものに嫉妬してしまう。好きな人に認めてもらいたい。芽衣ちゃんの気持ちも、中盤から明らかになる実夏ちゃんの気持ちもとても共感性が高くて、ふたりの関係がどんなふうにラストに向かっていくのかドキドキしながら読みました。
葛藤や嫉妬の心は生まれても、芽衣ちゃんも実夏ちゃんもとてもいい子ですね。作者様のお人柄が現れたような読後感の良い前向きなラストになっていてとても素敵でした!
月ヶ瀬 杏さん
2025/04/24 23:14
作品、拝読いたしました。高校生のリアルな心理描写と、誰もが経験した感情や葛藤が細部まで繊細に描かれていました。萌生さんの経験や体験が生きている作品なのかな?と思うほどに、没入感に浸りラストまで一気に読みました!素敵な作品をありがとうございます🙂
りた。さん
2025/04/19 23:31
芽衣ちゃんの気持ちが痛いくらい伝わってきて、読んでいて苦しかったです。誰が悪いわけでもないのが、尚更辛いなと。
でも、読後感はすっきりとしていて、穏やかな気持ちで読み終われました。綺麗ごとじゃないけれど、芽衣ちゃんと実夏ちゃんのひたむきさは綺麗だなと思います。
素敵な作品をありがとうございました。
松下柚子さん
2025/04/15 01:18