異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ

アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月28日・午前9時25分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・万代湾・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式・各国国家元首並びに政府閣僚幹部及び軍幹部と関係職員乗船客船・大型客船飛鳥京号・東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式抽選招待観覧客乗船の東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式開催海域・各船舶航行海域にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





 東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観艦式は尚も続いて行く。



観艦式の一番手たる原子力空母・ジョージ・ワシントンとドワイト・D・アイゼンハワーを含めた護衛艦隊12隻と補給艦7隻と強襲母艦が2隻から成るアメリカ合衆国海軍艦隊は、東京サミット参加国の国家元首を中心とした政府閣僚幹部及び軍幹部らと招待客らは、その勇壮な姿を目撃し、度肝を抜いた歓声の声を上げていた。





 それに続くのは、名実ともに日本の隣国と成った台湾共和国である。



 台湾共和国とは、旧中華民国こと、通称名・台湾として知られて居た島国の事で、台湾島の面積は、日本の九州よりやや小さく、海を隔てて北東に日本、南にフィリピン、北西に中華人民共和国に囲まれた島国である。





 また日本の沖縄県から南西へ約1300キロ、ユーラシナ大陸南東部国家であるドラグナー皇国から約250キロの位置に在ると言う、アースティア世界に措いて、これまた地球世界と同じく、地政学リスクをも孕んで居ると言えるだろう。



 台湾は長年の移民により多民族が共生する地域と成って居り、現在の台湾島には元々台湾に住んで居る台湾原住民の他に、漢民族系の閩南人・客家人・外省人や、日本人・オランダ人・ポルトガル人・スペイン人など、様々な民族が住んで居て、其処に居る各民族は、多様性や多元論の原則に従って共存して居る。





 中華民国の首都である台北市をはじめとした新北市・桃園市・台中市・台南市・高雄市の6つの直轄市は合わせて「六都」と呼ばれ、台湾の大都市圏を構成して居る。



 台湾の経済は半導体・ウェハー・ビデオカード・CPU・ノートパソコン・スマートフォン・人工知能をメインとして、ハイテク・IT産業・電子工学の分野で世界の最先端となって居る。



 台湾製品は世界シェアの多くを占め、毎年世界から巨額の資金を吸収しつつ、中国・日本・スイスに次ぐ世界第4位の外貨準備高を有して居るらしい。



 その為、台湾の一人当たり実質GDPは非常に高く、2009年からは日本を上回り、2023年現在では日本の1.4倍程度と成って居る他に、ドイツ・フランス・イギリスを含む多くのヨーロッパの国々も超えて居て、また、2023年からは一人当たり名目GDPでも日本を上回って居る。







台湾国土に付いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 中華民国政府が1955年以降も引き続き実効支配して居る地域を指し、具体的には、台湾島と付属島嶼、澎湖諸島、中国大陸沿岸の馬祖列島、烏坵島と金門島、南シナ海の東沙諸島、および南沙諸島の太平島と中洲島から範囲が構成されて居て、その総面積は36,197km2。





金門県・金門島



 中国大陸に近接する大金門島などを領域とする離島地域の事で、台湾海峡対岸の台湾島を拠点とする中華民国の「福建省政府」が置かれて居たが、2018年以降は実態を有して居ない。



 一方、中華人民共和国の行政区分上は福建省泉州市の管轄とされて居るが、一度も実効支配できて居ない。



 国共内戦で中国大陸から撤退した蔣介石率いる中華民国軍が、1949年の古寧頭戦役や1959年の金門砲戦を経て防衛に成功し、それ以降は、一貫して中華民国の統治下にある。



 また、この物語上の世界線の台湾は、アースティア世界に措いては、転移災害により、台湾本島から東に100キロメートル地点に転移し、ローラーナ帝国領・第三方面地域統治領・シャッポロ属州領とドラグナー皇国と言った敵対勢力に近い事や、私掠許可証を持ったローラーナ帝国傘下の海賊の襲撃の恐れが有るとのシベリナ王国連合諸国からの指摘から、民間人の疎開離島政策が、その年の5月に決められた。



 現在6月から始まった疎開引っ越しが進められ、7月から空軍を中心とした軍事基地化が進められ、海軍の哨戒艦寄港海軍基地と陸軍守備旅団駐屯地が置かれて居る。





 そんな事情から同地は、皮肉にも共産党政権と人民解放軍が消え去ったが、地球時代とは別の形で、シベリナ地方南東部地域・ドラグナー皇国やローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と第三方面軍総司令官・ゾイザル・セイダル・ローラーナと言った同行の監視離島基地として注目されて居る。





澎湖諸島



 澎湖諸島(ほうこしょとう、ポンフーしょとう)は、台湾島の西方約50kmに位置する台湾海峡上の島嶼群。



 澎湖列島、澎湖群島とも呼ばれ、島々の海岸線は複雑で、その総延長は約300kmを誇って居ると言う。



 大小併せて90の島々から成るが、人が住んでいる島はそのうちの19島で、かつて「澎湖」の名を冠した日本海軍の艦艇があった。



 またアースティア世界に措いては、金門県・金門島と同じく、転移災害によりアースティア世界に転移してしまう。



 その位置関係は、ユーラシナ大陸南東部国家であるドラグナー皇国から約350キロに転移し、台湾本島から東に50キロメートル地点に転移して居る。



 またローラーナ帝国領・第三方面地域統治領・シャッポロ属州領とドラグナー皇国と言った敵対勢力に近い事や、私掠許可証を持ったローラーナ帝国傘下の海賊の襲撃の恐れが有るとのシベリナ王国連合諸国からの指摘から、民間人の疎開離島政策が、その年の5月に決められた。



 現在6月から始まった疎開引っ越しが進められ、7月から空軍を中心とした軍事基地化が進められ、海軍の哨戒艦寄港海軍基地と陸軍守備旅団駐屯地が置かれて居る。



 

台湾共和国海軍



  台湾共和国海軍とは、旧中華民国海軍だった海軍が、転移災害によりアースティア世界へと転移した影響で、某大陸を一党独裁政権国家と完全に決別した事を記念して、国名を変更された事により、名称を変えた海軍の事である。



 1911年の辛亥革命を受けての成立時点では清国海軍の後継組織だったが、国共内戦に敗れた中華民国は1949年~1950年に中国大陸の支配権を一部の沿岸島嶼を除き喪失した。



 以降は、台湾の中華民国の海軍として存在しており、「台湾海軍」と呼称される事も有ったが、転移災害の影響の名称が変更されたのは先にも述べた通りである。





 21世紀初頭の中華民国海軍の主な任務は、台湾本土や実効支配下にある離島からなる領土とシーレーンを、中国人民解放軍海軍による攻撃、侵入および封鎖から防衛することである。



 なお、海軍が海上警察業務を兼ねたり海上警察組織を傘下に置いたりする国々は多いが、台湾では海上警察業務は海軍ではなく、日本の海上保安庁にあたる海巡署が独立して担当している。



 作戦活動は台湾海峡および周辺海域の哨戒があり、これは戦時の反撃や対抗作戦と同様に重要視されている。中国による台湾を孤立させるための国際社会への圧力や外洋軍事進出に対応して、軍艦の自主開発・建造や台湾東部海域での作戦能力向上を図っている



他国の海兵隊に相当する中華民国海軍陸戦隊を有する。



 台湾共和国海軍の主なざっくりとして概要は以下の通り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



海軍人員:約4万名

艦船隻数:102隻

潜水艦×4

駆逐艦×4

フリゲート×22

ミサイル艇×31

哨戒艇×13

ドック型揚陸艦×1

戦車揚陸艦×7

指揮艦×1

揚陸艇×188

掃海艇×9

測量/調査艦×1

補給艦×2

救難艦×2

航洋曳船×5

航空機数:53機

艦載ヘリコプター×27

中型ドローン×26

コースト・ガード:船艇178隻







済陽級(旧・米『ノックス級』) - 8隻

濟陽

鳳陽

汾陽

蘭陽

海陽

淮陽

寧陽

宜陽

成功級(米『O.H.ペリー級改型』) - 8隻

成功

鄭和

継光

岳飛

子儀

班超

張騫

田単



旧米『O.H.ペリー級』) - 2隻

銘伝







康定級(仏『ラファイエット級改型』) - 6隻

康定

西寧

昆明

迪化

武昌

承徳





コルベット/哨戒艇艦隊



沱江級-7隻



沱江



塔江



富江



旭江



武江



安江



萬江



錦江級-6隻



高江



金江



湘江



溌江



昌江



珠江



ミサイル艇隊-31隻





光華6型級



揚陸艦隊



旭海級

旧・米アンカレジ級



旭海



玉山級

玉山



中和級

旧・米ニューポート級



中和

中平



中海級

旧・米LST1 & 512級×4隻



中建



中啓



中明



中業III



機雷掃討/機雷敷設艦隊





永豊級-4隻



永豊



永嘉



永定



永順



補助艦隊

達観

武夷

磐石





 後にアースティア国際平和維持連合機構傘下に措けるアースティア国際平和維持連合機構軍手動によるドラグナー皇国解放作戦に措いて、台湾共和国海軍は、戦車揚陸艦・ 輸送艦艇・揚陸艦艇・沱江級 - コルベットを用いて、台湾本土から国連合国軍・8万の東方方面海軍艦隊主力上陸作戦軍の一翼を担う事にも成った。





 しかしながら台湾共和国政府と台湾共和国海軍は、日本国政府と防衛省に対して、『小うるさい隣国が居なくなったし、アースティア世界の世界事情も有るから空母が欲しんだけどさ、それを日本国の造船業で建造をやってくれないか?』との打診が来て居るが、当の日本国政府と防衛省は『えっ!?自分の所で手いっぱいなのにっ!!他所の海軍の空母の面倒なんて見られない』と悩んで居ると言う。





 更には交援省内部と交援省大臣である竜史からは、戦艦大和は無理でも、せめて長門クラスか金剛クラスの戦艦の建艦をしないと、アースティア大戦で息切れするかも知れませんとの提言がなされている。



 その理由として、ミサイルの生産コストパフォーマンスが高すぎる上に乱発ができない事や大量生産に向いていない事が挙げられ、アースティア世界では空母機動部隊による艦隊決戦の終わりに、戦艦同士のガチンコ決戦が当たり前らしい。



 そんな中で護衛艦隊が弾切れを起こしたら艦隊決戦は避けられないとの見方からの提言を真剣に考えて居ると言う。



 





 それはさておき、台湾共和国海軍の小ぶりだが、精強な一艦隊が万代湾沖へと派遣され、ミサイル巡洋艦を中心とした様々な艦種を取り揃えて、勇壮な姿を見せていた。



「台湾共和国は、二ホン国の一地方島よりも島国の小国と聞いて居たが、ローラーナ帝国に対抗できるだけの軍備は有る様だな?」



「元々内戦をして居た大陸国を相手取った自国防衛用の軍隊らしいですからな。」



「しかしながら、その相手に半世紀以上も侵攻を許して居ない所を見れば、その陸海空軍は、ローラーナ帝国に対しても有効な戦力と成るでしょうな?」



「精密機器や部品関連の機械製造業の工房も多数有ると聞く、二ホン国と並んで我らに対しての大きなバックアップ国となるだろう。」と等々と言った感想がアースティア世界諸国の官僚や武官たちの雑談から漏れ聞こえて来る。







「やはり、空母機動部隊が欲しいですな。」



「だからこそ、この東京サミットで、何某かの実績や技術アピールが必要だっ!!」



「もう、あの煩わしい共産党政権が居ないだっ!!これから我が国の国防と平和と自由は、我らの双肩に掛かって居るのだからな。」



「幸いな事に日本と東南アジア諸国に、アメリカ・ハワイ政権やEU諸島連合と言った地球系転移国家諸国の中間に位置して居る。」



「軍事・経済・外交と言った、アースティア世界の世界事情で、有意な立場が取れそうだ。」等々と言った感想が、台湾共和国の官僚や武官たちの雑談から漏れ聞こえて来る。