この世界で君と恋の続きを始める

「…キスだけじゃ足りなくなっちゃうでしょ?」

「え、ええ!?」

「あははっ、嘘だよ。いや、半分本当ではあるけど。それでも莉奈が大事だから、少しずつ俺たちのペースで進めていけばいいんじゃないかな」


そっと頬に手を添えられて、再び小野寺くんの顔が近づいてきた。

ゆっくり目を閉じながら、この幸せな瞬間をいつまでも覚えていられますようにと、そう強く願った。