「今日の体育はバスケだって。私、バスケよりもバレーの方が好きなんだよね」
「そうなんだ。私はどっちも球技だから苦手かも…」
凛々ちゃんと体育館に向かいながら、随分と普通に話せるようになってきた自分に少し感動する。
小野寺くんの親睦会があった日から少しずつクラスメイトと会話をすることも増えてきて、凛々ちゃんとは花に置き換えなくても話せるようになった。
今までの私と比べて大分進歩している。
「啓哉、急げー!早く体育館行ってシュート練するぞ!」
「おう、待てよー」
バタバタと後ろから男子たちが追い越してきて、その中には小野寺くんの姿もあった。
ふと、小野寺くんが横を通り過ぎながら私を振り返ってきて「髪!」と叫んできた。
「え?」
「髪、一つにしてるの可愛いな!」
「え、あ、ありが…」
お礼を伝え終わる前に小野寺くんは男子たちと走っていった。
「…顔、赤いよー?」
「そうなんだ。私はどっちも球技だから苦手かも…」
凛々ちゃんと体育館に向かいながら、随分と普通に話せるようになってきた自分に少し感動する。
小野寺くんの親睦会があった日から少しずつクラスメイトと会話をすることも増えてきて、凛々ちゃんとは花に置き換えなくても話せるようになった。
今までの私と比べて大分進歩している。
「啓哉、急げー!早く体育館行ってシュート練するぞ!」
「おう、待てよー」
バタバタと後ろから男子たちが追い越してきて、その中には小野寺くんの姿もあった。
ふと、小野寺くんが横を通り過ぎながら私を振り返ってきて「髪!」と叫んできた。
「え?」
「髪、一つにしてるの可愛いな!」
「え、あ、ありが…」
お礼を伝え終わる前に小野寺くんは男子たちと走っていった。
「…顔、赤いよー?」



