セレナ、ノワール、そしてリリスは、ペンダントの導きに従い、闇の星が発するエネルギーの源を探し始めた。だが、その途中、彼らの前に再び闇の使者たちが現れた。

 「また……来たのか!」

 ノワールが剣を抜き、周囲を警戒した。セレナも杖を構え、準備を整える。

 「どうやら、私たちがどこへ行こうと、闇の使者たちは追いかけてくるみたいね」

 リリスが冷静に言った。

 「それだけ私たちが闇の星に近づいている証拠よ。今こそ、全力で倒すべきだわ」

 「わかった。みんな、行くぞ!」

 セレナの号令とともに、戦いが始まった。

 「スターライト・バースト!」

 セレナの光の魔法が空間を切り裂き、いくつもの闇の使者を一瞬で消し去った。しかし、使者たちは次々と湧き出し、戦いは長引くばかりだった。

 「まさか……こんなに湧き出るなんて!」

 リリスが後ろから叫ぶ。

 「こんな状況で、闇の星に近づいていけるのか?」

 その時、ノワールが鋭い目で言った。

 「俺が道を開ける。みんな、俺に続け!」

 彼の体から放たれる黒い魔力が、闇の使者たちを圧倒し、その足止めをする。

 「ナイトフォール・アサルト!」

 闇の使者たちは一気に倒れ、ノワールの周囲に道が開けた。セレナはその隙を突き、ペンダントの輝きを信じて進み始めた。

 「このまま、星のエネルギーを追い続けよう!」

 その先に待ち受けるのは、未知の敵と試練。だが、セレナたちの決意は固まっていた。闇を払うためには、どんな困難にも立ち向かう覚悟があった。

 闇の星の輝きが次第に強まり、彼らはその真実に辿り着こうとしていた——