昼食を食べたら、さっそく奉仕活動の準備をして教会に向かいます。
ちなみに、スザンヌさんも一緒に参加することになりました。
この前の奉仕活動は時間が少なかったけど、今日は午後まるまる時間が取れます。
ということで、張り切ってやることになりました。
「では、それぞれの分担で動こう」
教会に着いたら、先に治療班と炊き出し班で動くことになりました。
今日はスラちゃんもいるし、シンシアさんとエミリーさんも治療に入ります。
なので、僕は治療班に入らなくても良いことになりました。
「クロちゃん、ギンちゃん、一緒に頑張ろうね」
「「キャン!」」
僕は、クロちゃんとギンちゃんとともに遊撃班になりました。
列に並んでいる悪い人を見つけるだけでなく、探索魔法を使って周囲を確認する必要もあります。
もしかしたら、邪神教関係者が潜んでいる可能性もあるもんね。
さっそく行動開始です。
「「キャンキャン!」」
「えっと、あっ、この人は強盗犯です!」
「なっ?!」
僕と二匹は、列に並んでいる人を確認して悪い人がいればガンナー侯爵領兵に捕まえてもらいます。
念のためにクロちゃんとギンちゃんが発見した人を鑑定して確認しているので、間違いは今のところありません。
というか、悪い人の臭いを嗅ぎ分ける二匹が本当に凄いよね。
「あっ、今度は物陰から僕たちの様子を伺っている人がいます。えーっと、子どもです」
「確認してきます」
時々周囲の物陰からこちらを見ている人がいるけど、殆どが保護が必要な子どもでした。
今のところ、悪い人の反応はありません。
「あら、スザンヌ様も治療をしているのですね」
「ええ、とても優秀なスライムに助けて貰っていますわ」
スザンヌさんは、シアちゃんを膝に乗せながら治療をしていました。
町の人もスザンヌさんとにこやかに話をしているけど、いい感じに治療ができているんですね。
もちろんシンシアさんとエミリーさんの治療もバッチリで、更に教会のシスターさんの息子さんも治療を頑張っていました。
「わー、ドラゴンだ!」
「ドラゴンが治療しているよ」
「キュー」
やはりというか、ドラちゃんは子どもたちに大人気でした。
カッコいいドラゴンは、やっぱり子どもたちに人気になるよね。
そして、炊き出し班も順調に進んでいました。
トトトトト。
「わあ、スライムが包丁を使っているよ!」
「凄い凄い! はやーい!」
なんと、スラちゃんが二つの包丁を触手で持ってとんでもないスピードで野菜を切っていました。
これには、隣で同じく仕込みをしているヘンリーさんとナンシーも苦笑するばかりでした。
でも、こちらも子どもたちには大好評で、スラちゃんの近くにあつまって凄いって言っていました。
シュイン、もわーん。
「あっ、今度は怪しい人が物陰にいます!」
「「「はっ」」」
僕はというと、とにかく周囲を確認してクロちゃんとギンちゃんが怪しいって言った人を確認しています。
人がたくさん集まるから、その分悪い人もたくさん集まります。
他の人に危険が及ばないように気をつけながら、色々な人を確認していきました。
中には暴れる人もいたけど、催眠魔法や剣の峰打ちとかで大人しくしてもらいます。
こうして、夕方まで全員忙しく動いていました。
「本当に色々と動いて頂き、感謝申し上げます」
「皆さんのお陰で、多くの人を治療することが出来ました。本当にありがとうございます」
屋敷に戻ると、ニーナさんとスザンヌさんが僕たちにお礼を言ってきました。
想像以上にたくさんの人が集まったし、みんな張り切って治療していましたね。
それに、僕もいつもと違う役割をすることが出来てとても勉強になりました。
これで、ガンナー侯爵領での活動は終了となります。
僕たちは、ガンナー侯爵に挨拶をしました。
「ヘンリー、息子の命も救ってくれて本当に助かった。改めてお礼を言う」
「ガンナー侯爵、我々はやることをやっただけです。それに、私もいとこの命を救えてホッとしています」
ガンナー侯爵とヘンリーさんがガッチリと握手をしているけど、僕もマルクさんの命を救えて本当にホッとしました。
もう少し安静にすれば、元の生活に戻れそうですね。
そして、僕たちは大きくなったドラちゃんに乗り込みました。
ドラちゃんは大きく羽ばたくと、あっという間に空高く飛び上がり王都に向けて一気に進み始めました。
あっという間に王城に着いたけど、到着したらヘンリーさんがあることを話しました。
「ガンナー侯爵領の対応が予定よりも早く終わったから、明日は一日休みにする。しっかりと休んでくれ」
本来は明日もガンナー侯爵領に行く予定だけど、色々なことが早く終わったので貴重な休みになりそうです。
でも、ヘンリーさんたちは王族としての務めがありそうだよね。
となると、明日の僕は一日セードルフちゃんとルルちゃんと遊ぶことになりそうですね。
ちなみに、スザンヌさんも一緒に参加することになりました。
この前の奉仕活動は時間が少なかったけど、今日は午後まるまる時間が取れます。
ということで、張り切ってやることになりました。
「では、それぞれの分担で動こう」
教会に着いたら、先に治療班と炊き出し班で動くことになりました。
今日はスラちゃんもいるし、シンシアさんとエミリーさんも治療に入ります。
なので、僕は治療班に入らなくても良いことになりました。
「クロちゃん、ギンちゃん、一緒に頑張ろうね」
「「キャン!」」
僕は、クロちゃんとギンちゃんとともに遊撃班になりました。
列に並んでいる悪い人を見つけるだけでなく、探索魔法を使って周囲を確認する必要もあります。
もしかしたら、邪神教関係者が潜んでいる可能性もあるもんね。
さっそく行動開始です。
「「キャンキャン!」」
「えっと、あっ、この人は強盗犯です!」
「なっ?!」
僕と二匹は、列に並んでいる人を確認して悪い人がいればガンナー侯爵領兵に捕まえてもらいます。
念のためにクロちゃんとギンちゃんが発見した人を鑑定して確認しているので、間違いは今のところありません。
というか、悪い人の臭いを嗅ぎ分ける二匹が本当に凄いよね。
「あっ、今度は物陰から僕たちの様子を伺っている人がいます。えーっと、子どもです」
「確認してきます」
時々周囲の物陰からこちらを見ている人がいるけど、殆どが保護が必要な子どもでした。
今のところ、悪い人の反応はありません。
「あら、スザンヌ様も治療をしているのですね」
「ええ、とても優秀なスライムに助けて貰っていますわ」
スザンヌさんは、シアちゃんを膝に乗せながら治療をしていました。
町の人もスザンヌさんとにこやかに話をしているけど、いい感じに治療ができているんですね。
もちろんシンシアさんとエミリーさんの治療もバッチリで、更に教会のシスターさんの息子さんも治療を頑張っていました。
「わー、ドラゴンだ!」
「ドラゴンが治療しているよ」
「キュー」
やはりというか、ドラちゃんは子どもたちに大人気でした。
カッコいいドラゴンは、やっぱり子どもたちに人気になるよね。
そして、炊き出し班も順調に進んでいました。
トトトトト。
「わあ、スライムが包丁を使っているよ!」
「凄い凄い! はやーい!」
なんと、スラちゃんが二つの包丁を触手で持ってとんでもないスピードで野菜を切っていました。
これには、隣で同じく仕込みをしているヘンリーさんとナンシーも苦笑するばかりでした。
でも、こちらも子どもたちには大好評で、スラちゃんの近くにあつまって凄いって言っていました。
シュイン、もわーん。
「あっ、今度は怪しい人が物陰にいます!」
「「「はっ」」」
僕はというと、とにかく周囲を確認してクロちゃんとギンちゃんが怪しいって言った人を確認しています。
人がたくさん集まるから、その分悪い人もたくさん集まります。
他の人に危険が及ばないように気をつけながら、色々な人を確認していきました。
中には暴れる人もいたけど、催眠魔法や剣の峰打ちとかで大人しくしてもらいます。
こうして、夕方まで全員忙しく動いていました。
「本当に色々と動いて頂き、感謝申し上げます」
「皆さんのお陰で、多くの人を治療することが出来ました。本当にありがとうございます」
屋敷に戻ると、ニーナさんとスザンヌさんが僕たちにお礼を言ってきました。
想像以上にたくさんの人が集まったし、みんな張り切って治療していましたね。
それに、僕もいつもと違う役割をすることが出来てとても勉強になりました。
これで、ガンナー侯爵領での活動は終了となります。
僕たちは、ガンナー侯爵に挨拶をしました。
「ヘンリー、息子の命も救ってくれて本当に助かった。改めてお礼を言う」
「ガンナー侯爵、我々はやることをやっただけです。それに、私もいとこの命を救えてホッとしています」
ガンナー侯爵とヘンリーさんがガッチリと握手をしているけど、僕もマルクさんの命を救えて本当にホッとしました。
もう少し安静にすれば、元の生活に戻れそうですね。
そして、僕たちは大きくなったドラちゃんに乗り込みました。
ドラちゃんは大きく羽ばたくと、あっという間に空高く飛び上がり王都に向けて一気に進み始めました。
あっという間に王城に着いたけど、到着したらヘンリーさんがあることを話しました。
「ガンナー侯爵領の対応が予定よりも早く終わったから、明日は一日休みにする。しっかりと休んでくれ」
本来は明日もガンナー侯爵領に行く予定だけど、色々なことが早く終わったので貴重な休みになりそうです。
でも、ヘンリーさんたちは王族としての務めがありそうだよね。
となると、明日の僕は一日セードルフちゃんとルルちゃんと遊ぶことになりそうですね。

