翌日、馬車に乗って王城に行くとびっくりすることが待っていました。
「今日は、私も一緒に行くわ。マルクの容態も確認したいしね」
なんと、シャーロットさんが僕たちと一緒について行くと言っていました。
お付きの侍従も一緒みたいだけど、ドラちゃんは六人乗りでこのままだと二人乗れるスペースがないよ。
すると、スラちゃんが触手をフリフリして問題ないって言っています。
何とドラちゃんがパワーアップしたから、八人でも大丈夫になったそうです。
さっそく、大きくなったドラちゃんの背中についている鞍を入れ替えています。
というか、いつの間に八人乗り用の鞍を作っていたんだろうか。
それはさておき、さっそくみんなでドラちゃんに乗り込んでガンナー侯爵領に向かいます。
「ふふふ、とっても楽しかったわ。この年で空の旅ができるなんて思わなかったわ」
昨日と同じくガンナー侯爵家の屋敷の前に着陸したけど、シャーロットさんはものすごく上機嫌でした。
うん、やっぱりシャーロットさんは凄いですね。
お付きの侍従もちょっと興奮していたけど、そういえば今までドラちゃんの背中に乗って怖がっていたのは僕のお父さんだけな気がします。
ドラちゃんも小さくなったので、さっそくガンナー侯爵家の屋敷に入りましょう。
「お、お祖母様! わざわざ、私のために来て頂くなんて……」
「孫が生死の境を彷徨うほどの病気になったのよ。心配するのは当たり前よ」
マルクさんの部屋に行くと、予想外の人の登場にマルクさんはとんでもなくビックリしていました。
でも、シャーロットさんはとても優しく対応していたし、まだ寝込んでいるけど元気な姿を見てホッとしたみたいです。
ちなみに念のために治療したけど、マルクさんの体はかなり良くなっていました。
これなら、もう治療は大丈夫ですね。
後は、いっぱい食べてよくなって欲しいです。
僕たちは、この後のことを話すために応接室に向かいました。
「まさかお母様がやってくるとは思いませんでしたが、よく考えるとお母様は行動的な性格ですね」
ニーナさんが苦笑しながら話をしていましたが、確かにシャーロットさんはスラム街の炊き出しにも来ていたりと行動的ですよね。
最初からドラちゃんに乗るつもりだったし、本当に凄い人だよね。
ちなみに、シャーロットさんはこのままマルクさんの看病をするつもりみたいです。
「では、本日の予定を説明する。といっても、昨日と同じ予定だ。ナオ君の実力だと、もしかしたら午前中のうちに終わってしまう可能性もある」
ガンナー侯爵曰く、今日は十軒の廃墟の浄化をするそうです。
なら、移動距離にもよるけど直ぐに対応できそうです。
となると、午後はどうするのだろうか?
「スラム街の対応をしてもらいたいが、こちらの準備が出来ていない。なので、場合によっては昼食後に終了となる」
単純に僕たちの廃墟を浄化するスピードが速いので、ひとまずはこれで終わりになるそうです。
それに、シャーロットさんもいるのであまり王城を空けてはと思っている節もありそうです。
ともあれ、やることは決まっているのでさっそく僕たちは教会に向かいました。
ちなみに、今日浄化する場所は全部シスターさんが知っているそうで、プライスさんとスザンヌさんは屋敷でお仕事をしているそうです。
シュイン、ぴかー!
「ふう、これで終わりですね」
「そ、そんな。一時間もかからずに、十軒を浄化し終えるとは……」
実際に現場に行くと廃墟が近くに集まっていたので、僕たちは直ぐに浄化を終えることができた。
一緒に来た聖職者のお兄さんが啞然としていたけど、このくらいならいつも通りです。
でも、かなり早く終わっちゃったけどこの後どうしようかな?
すると、ヘンリーさんが僕たちにあることを伝えました。
「時間があるから、昼前まで教会で無料治療をすることになった。スザンヌが来るらしいので、一緒にやってもらう」
無料治療なら、いつも通りにやれば大丈夫ですね。
ちなみに、ヘンリーさんとスラちゃんはまた特別班としてスラム街の様子を見に行くそうです。
クロちゃんとギンちゃんもついて行って、どこによどみがあるかを確認するそうです。
ということで、二手に別れてそれぞれ行動開始です。
シュイン、ぴかー。
「凄いですわ。『白銀の竜使い』様は、治療の名手でもあられるのですね」
スザンヌさんがどんどんと治療していく僕のことを見て、何だか興奮気味です。
何故か他のメンバーが僕が褒められてドヤ顔をしているけど、僕としてはいつも通りの治療をしているだけだもんね。
それに、ドラちゃんも治療を頑張っていて、特に子どもたちに大人気でした。
もちろん、シンシアさんとエミリーさんも治療を頑張っています。
こうして、昼食前まで僕たちはみんなで治療を続けていました。
おかげで、短時間でたくさんの人を治療することができました。
「今日は、私も一緒に行くわ。マルクの容態も確認したいしね」
なんと、シャーロットさんが僕たちと一緒について行くと言っていました。
お付きの侍従も一緒みたいだけど、ドラちゃんは六人乗りでこのままだと二人乗れるスペースがないよ。
すると、スラちゃんが触手をフリフリして問題ないって言っています。
何とドラちゃんがパワーアップしたから、八人でも大丈夫になったそうです。
さっそく、大きくなったドラちゃんの背中についている鞍を入れ替えています。
というか、いつの間に八人乗り用の鞍を作っていたんだろうか。
それはさておき、さっそくみんなでドラちゃんに乗り込んでガンナー侯爵領に向かいます。
「ふふふ、とっても楽しかったわ。この年で空の旅ができるなんて思わなかったわ」
昨日と同じくガンナー侯爵家の屋敷の前に着陸したけど、シャーロットさんはものすごく上機嫌でした。
うん、やっぱりシャーロットさんは凄いですね。
お付きの侍従もちょっと興奮していたけど、そういえば今までドラちゃんの背中に乗って怖がっていたのは僕のお父さんだけな気がします。
ドラちゃんも小さくなったので、さっそくガンナー侯爵家の屋敷に入りましょう。
「お、お祖母様! わざわざ、私のために来て頂くなんて……」
「孫が生死の境を彷徨うほどの病気になったのよ。心配するのは当たり前よ」
マルクさんの部屋に行くと、予想外の人の登場にマルクさんはとんでもなくビックリしていました。
でも、シャーロットさんはとても優しく対応していたし、まだ寝込んでいるけど元気な姿を見てホッとしたみたいです。
ちなみに念のために治療したけど、マルクさんの体はかなり良くなっていました。
これなら、もう治療は大丈夫ですね。
後は、いっぱい食べてよくなって欲しいです。
僕たちは、この後のことを話すために応接室に向かいました。
「まさかお母様がやってくるとは思いませんでしたが、よく考えるとお母様は行動的な性格ですね」
ニーナさんが苦笑しながら話をしていましたが、確かにシャーロットさんはスラム街の炊き出しにも来ていたりと行動的ですよね。
最初からドラちゃんに乗るつもりだったし、本当に凄い人だよね。
ちなみに、シャーロットさんはこのままマルクさんの看病をするつもりみたいです。
「では、本日の予定を説明する。といっても、昨日と同じ予定だ。ナオ君の実力だと、もしかしたら午前中のうちに終わってしまう可能性もある」
ガンナー侯爵曰く、今日は十軒の廃墟の浄化をするそうです。
なら、移動距離にもよるけど直ぐに対応できそうです。
となると、午後はどうするのだろうか?
「スラム街の対応をしてもらいたいが、こちらの準備が出来ていない。なので、場合によっては昼食後に終了となる」
単純に僕たちの廃墟を浄化するスピードが速いので、ひとまずはこれで終わりになるそうです。
それに、シャーロットさんもいるのであまり王城を空けてはと思っている節もありそうです。
ともあれ、やることは決まっているのでさっそく僕たちは教会に向かいました。
ちなみに、今日浄化する場所は全部シスターさんが知っているそうで、プライスさんとスザンヌさんは屋敷でお仕事をしているそうです。
シュイン、ぴかー!
「ふう、これで終わりですね」
「そ、そんな。一時間もかからずに、十軒を浄化し終えるとは……」
実際に現場に行くと廃墟が近くに集まっていたので、僕たちは直ぐに浄化を終えることができた。
一緒に来た聖職者のお兄さんが啞然としていたけど、このくらいならいつも通りです。
でも、かなり早く終わっちゃったけどこの後どうしようかな?
すると、ヘンリーさんが僕たちにあることを伝えました。
「時間があるから、昼前まで教会で無料治療をすることになった。スザンヌが来るらしいので、一緒にやってもらう」
無料治療なら、いつも通りにやれば大丈夫ですね。
ちなみに、ヘンリーさんとスラちゃんはまた特別班としてスラム街の様子を見に行くそうです。
クロちゃんとギンちゃんもついて行って、どこによどみがあるかを確認するそうです。
ということで、二手に別れてそれぞれ行動開始です。
シュイン、ぴかー。
「凄いですわ。『白銀の竜使い』様は、治療の名手でもあられるのですね」
スザンヌさんがどんどんと治療していく僕のことを見て、何だか興奮気味です。
何故か他のメンバーが僕が褒められてドヤ顔をしているけど、僕としてはいつも通りの治療をしているだけだもんね。
それに、ドラちゃんも治療を頑張っていて、特に子どもたちに大人気でした。
もちろん、シンシアさんとエミリーさんも治療を頑張っています。
こうして、昼食前まで僕たちはみんなで治療を続けていました。
おかげで、短時間でたくさんの人を治療することができました。

