そして、結果から言いますと残り二箇所の怪しいところは、作り途中の邪神教の拠点でした。
襲ってくる人もなく、暗黒杯の中の血も少なかったのであっという間に浄化できました。
拘束して連行した人もいるけど、どこまで情報を引き出せるかはこれからですね。
ヘンリーさんとスラちゃんが張り切るって言っていたから、きっとどんな情報でも引き出しそうですね。
なので、今日は予定通りシャーロットさん主催の奉仕活動に参加します。
「おはよーございます!」
「はい、おはよう。セードルフちゃんは、いつも元気ね」
「うん、げんきいっぱいだよ!」
僕たちと一緒に大教会にやってきたセードルフちゃんが、元気よくシャーロットさんに挨拶をしています。
そして、直ぐに仲良しのアーサーちゃんとエドガーちゃんの所に向かいました。
三人とも頭にスライムを乗せていて、とっても可愛いですね。
因みに、今日は王家の女性陣は全員参加だけど、ヘンリーさんを始めとする男性陣は別の公務だったり聴取を行ったりしています。
今日はスラちゃんの聴取参加は免除されているけど、明日はヘンリーさんとともに聴取に参加する予定です。
「シャーロットさん、おはようございます」
「ナオ君、おはよう。連日の浄化作業で疲れているのだから、今日は無理のない範囲でやってね」
シャーロットさんは、僕にもニコニコしながら声をかけてくれました。
しっかり寝ているから、体力も魔力もバッチリ回復しています。
ドラちゃんとクロちゃんも、シャーロットさんに頭を撫でられてとってもご機嫌です。
「ナオ、おはよう。今日も宜しくね」
「エミリーさん、おはようございます。今日は、動きやすいドレスなんですね」
「夜会とは違って、治療もするからね」
エミリーさんは、夜会で着るような豪華なドレスではなく、スッキリとした動きやすいドレスを着ています。
アクセサリーも最低限のものにしていて、それでも品の良いものを身に着けています。
マリアさんやシンシアさんも、動きやすいドレスにしていますね。
うーん、奉仕活動に参加する貴族令嬢の方が、豪華なドレスを着ている感じがするよ。
さっそく、奉仕活動開始です。
すると、僕の周りにちびっ子三人が集まりました。
「「ちりょーするー!」」
「するー!」
どうやら、僕の真似をして治療するみたいだけど、スラちゃんとドラちゃん、そしてシアちゃんを抱いてやる気満々です。
残念ながら三人のスライムは回復魔法が使えないので、頭の上で見学ですね。
シンシアさんも一緒にいてくれるけど、ナンシーさんとエミリーさんはクロちゃんを連れて警戒にあたるみたいです。
シュイン、ぴかー!
「どーですか?」
「おお、痛いのが良くなったぞ! ボウズ、ありがとうな!」
「えへへ!」
ちびっ子三人は厳つい顔の冒険者にも笑顔で対応するので、冒険者も思わず笑顔になります。
僕も思わずニッコリだけど、そんな冒険者が僕に話しかけてきました。
「ナオ、最近そこら中の建物を浄化しているんだってな。良く町でちょこちょこしているのを見ているぞ。お陰で、俺らも新しい仕事が回ってきたぞ」
「えっ? 新しい仕事ですか?」
「今は、建物の解体や屋敷の清掃だな。そのうち、建築関連の仕事も回ってくるだろう」
「そのうち、他の仕事も回ってくるだろう。冒険者にとっても、現状が変わるのはありがたいぞ」
既に一部の朽ちた商会などは解体が始まっていて、たくさんの冒険者が仕事をしているんだって。
こういうところでも、仕事にありつける人が増えているんだね。
すると、今度は町のおばちゃんが僕に声をかけてきました。
この人って、この前ナンシーさんとエミリーさんが話を聞いていたおばちゃんだよ。
「実はね、あの浄化した建物付近に浮浪児がいたりしたんだよ。でも、教会がきちんと保護してくれたし、建物も直ぐに解体の手続きが始まったりとても良いことだよ」
「そうそう、治安も良くなるし町にとっても私たちにとっても良いことだよ」
「それをしているのが、小さな白銀の竜使い様なんだってね。本当に凄いわね」
またまたおばちゃんの井戸端会議が始まっちゃったけど、色々なところで浄化した効果が出ているんだね。
頑張った結果が良い方向にいっていて、僕もとっても嬉しいです。
「ふふ、良かったわね。こうして頑張って感謝されるって、とても嬉しいことね」
シャーロットさんも、僕に良かったと言ってくれました。
何だか、ほっこりした気持ちになっちゃいました。
「はーい、ちりょーしたよー!」
「したよー」
アーサーちゃんとエドガーちゃんも、とっても張り切って治療していました。
未来の国王陛下が頑張る姿に、町の人もほっこりしています。
もちろん、セードルフちゃんも負けじと頑張って治療していますね。
こうして、治療班はいい感じに進んでいきました。
襲ってくる人もなく、暗黒杯の中の血も少なかったのであっという間に浄化できました。
拘束して連行した人もいるけど、どこまで情報を引き出せるかはこれからですね。
ヘンリーさんとスラちゃんが張り切るって言っていたから、きっとどんな情報でも引き出しそうですね。
なので、今日は予定通りシャーロットさん主催の奉仕活動に参加します。
「おはよーございます!」
「はい、おはよう。セードルフちゃんは、いつも元気ね」
「うん、げんきいっぱいだよ!」
僕たちと一緒に大教会にやってきたセードルフちゃんが、元気よくシャーロットさんに挨拶をしています。
そして、直ぐに仲良しのアーサーちゃんとエドガーちゃんの所に向かいました。
三人とも頭にスライムを乗せていて、とっても可愛いですね。
因みに、今日は王家の女性陣は全員参加だけど、ヘンリーさんを始めとする男性陣は別の公務だったり聴取を行ったりしています。
今日はスラちゃんの聴取参加は免除されているけど、明日はヘンリーさんとともに聴取に参加する予定です。
「シャーロットさん、おはようございます」
「ナオ君、おはよう。連日の浄化作業で疲れているのだから、今日は無理のない範囲でやってね」
シャーロットさんは、僕にもニコニコしながら声をかけてくれました。
しっかり寝ているから、体力も魔力もバッチリ回復しています。
ドラちゃんとクロちゃんも、シャーロットさんに頭を撫でられてとってもご機嫌です。
「ナオ、おはよう。今日も宜しくね」
「エミリーさん、おはようございます。今日は、動きやすいドレスなんですね」
「夜会とは違って、治療もするからね」
エミリーさんは、夜会で着るような豪華なドレスではなく、スッキリとした動きやすいドレスを着ています。
アクセサリーも最低限のものにしていて、それでも品の良いものを身に着けています。
マリアさんやシンシアさんも、動きやすいドレスにしていますね。
うーん、奉仕活動に参加する貴族令嬢の方が、豪華なドレスを着ている感じがするよ。
さっそく、奉仕活動開始です。
すると、僕の周りにちびっ子三人が集まりました。
「「ちりょーするー!」」
「するー!」
どうやら、僕の真似をして治療するみたいだけど、スラちゃんとドラちゃん、そしてシアちゃんを抱いてやる気満々です。
残念ながら三人のスライムは回復魔法が使えないので、頭の上で見学ですね。
シンシアさんも一緒にいてくれるけど、ナンシーさんとエミリーさんはクロちゃんを連れて警戒にあたるみたいです。
シュイン、ぴかー!
「どーですか?」
「おお、痛いのが良くなったぞ! ボウズ、ありがとうな!」
「えへへ!」
ちびっ子三人は厳つい顔の冒険者にも笑顔で対応するので、冒険者も思わず笑顔になります。
僕も思わずニッコリだけど、そんな冒険者が僕に話しかけてきました。
「ナオ、最近そこら中の建物を浄化しているんだってな。良く町でちょこちょこしているのを見ているぞ。お陰で、俺らも新しい仕事が回ってきたぞ」
「えっ? 新しい仕事ですか?」
「今は、建物の解体や屋敷の清掃だな。そのうち、建築関連の仕事も回ってくるだろう」
「そのうち、他の仕事も回ってくるだろう。冒険者にとっても、現状が変わるのはありがたいぞ」
既に一部の朽ちた商会などは解体が始まっていて、たくさんの冒険者が仕事をしているんだって。
こういうところでも、仕事にありつける人が増えているんだね。
すると、今度は町のおばちゃんが僕に声をかけてきました。
この人って、この前ナンシーさんとエミリーさんが話を聞いていたおばちゃんだよ。
「実はね、あの浄化した建物付近に浮浪児がいたりしたんだよ。でも、教会がきちんと保護してくれたし、建物も直ぐに解体の手続きが始まったりとても良いことだよ」
「そうそう、治安も良くなるし町にとっても私たちにとっても良いことだよ」
「それをしているのが、小さな白銀の竜使い様なんだってね。本当に凄いわね」
またまたおばちゃんの井戸端会議が始まっちゃったけど、色々なところで浄化した効果が出ているんだね。
頑張った結果が良い方向にいっていて、僕もとっても嬉しいです。
「ふふ、良かったわね。こうして頑張って感謝されるって、とても嬉しいことね」
シャーロットさんも、僕に良かったと言ってくれました。
何だか、ほっこりした気持ちになっちゃいました。
「はーい、ちりょーしたよー!」
「したよー」
アーサーちゃんとエドガーちゃんも、とっても張り切って治療していました。
未来の国王陛下が頑張る姿に、町の人もほっこりしています。
もちろん、セードルフちゃんも負けじと頑張って治療していますね。
こうして、治療班はいい感じに進んでいきました。

