「俺、風奏の音のおかげで、音に対する気持ちが変わったんだ。音があるからこそ、みんなに、音楽として、希望を与えられる。音は希望の光なんだって。そう気づけたんだ。、、、今まで、どういう気持ちで歌手してきたんだよって突っ込まれる気がするけど、、、。改めて、音の、大切さっていうのかな、、、なんて言ったらいいかわかんねぇけど、、、とにかく、音が、希望に、変わったんだ。風奏の音に、俺は救われたんだ」
少し頬を赤くしながらつぶやいた。
私は笑顔で見つめた。
「でも、、、また、、、聴力が落ちたんだ。また、音が聞こえなくなるって、怖くてたまらなくなった。だって、、、せっかく、希望が見えたっていうのに、、、また、無くなるんだぜ。本当に怖くてたまらなかった。だから、希望の光なんて、なかったことにしようって、思っちまったんだよ」
自嘲していった。
「だから、、、もう、、、会わないって?」
「あぁ。、、、しかも俺、病気の辛さっていうの、知ってるから。風奏にも同じ想いをしてほしくなかったんだ。だから、、、黙ってた。でもそれは、逆にお前に辛い想いをさせるだけだった、、、」
「千絃、ありがとう」
「、、、は?感謝されるようなことしてねぇよ」
「うんん、千絃がいたから文化祭頑張れた。ピアノをもう一度弾こうと頑張れた。だから、、、ありがとう」
一瞬目を見開いた後、千絃はまっすぐ私を見つめ直した。
「俺、風奏と出会って、音が希望に変わった。一生、音に苦しんで生きていくと思ってた。けど、変えてくれた。俺を変えてくれた風奏のこと、大好き。俺を変えてくれてありがとう。俺に、希望を与えてくれて、ありがとう」
私を見て、そう伝えた。
「こちらこそ、、、ありがとう、、、」
なんて言ったら良いのかわからず、私は途切れ途切れに答えた。
そして私は目を閉じて呟いた。
「私がちゃんと、千絃に、希望を与え続けるから。大丈夫だよ」
少し頬を赤くしながらつぶやいた。
私は笑顔で見つめた。
「でも、、、また、、、聴力が落ちたんだ。また、音が聞こえなくなるって、怖くてたまらなくなった。だって、、、せっかく、希望が見えたっていうのに、、、また、無くなるんだぜ。本当に怖くてたまらなかった。だから、希望の光なんて、なかったことにしようって、思っちまったんだよ」
自嘲していった。
「だから、、、もう、、、会わないって?」
「あぁ。、、、しかも俺、病気の辛さっていうの、知ってるから。風奏にも同じ想いをしてほしくなかったんだ。だから、、、黙ってた。でもそれは、逆にお前に辛い想いをさせるだけだった、、、」
「千絃、ありがとう」
「、、、は?感謝されるようなことしてねぇよ」
「うんん、千絃がいたから文化祭頑張れた。ピアノをもう一度弾こうと頑張れた。だから、、、ありがとう」
一瞬目を見開いた後、千絃はまっすぐ私を見つめ直した。
「俺、風奏と出会って、音が希望に変わった。一生、音に苦しんで生きていくと思ってた。けど、変えてくれた。俺を変えてくれた風奏のこと、大好き。俺を変えてくれてありがとう。俺に、希望を与えてくれて、ありがとう」
私を見て、そう伝えた。
「こちらこそ、、、ありがとう、、、」
なんて言ったら良いのかわからず、私は途切れ途切れに答えた。
そして私は目を閉じて呟いた。
「私がちゃんと、千絃に、希望を与え続けるから。大丈夫だよ」



