幾久しくよろしくお願いいたします~鬼神様の嫁取り~

「涼音。
あーん」

「あーん」

それを素直に食べさせてもらう。

「旦那様はなにが、食べたいですか」

「んー、やつがれは涼音を食べたい」

旦那様がにやりと笑い、それがそういう意味だと気づいた私の顔が一気に熱くなった。


【終】