旦那様の説明を聞き、菰野さんと船津さん、田沢さんの綱木中尉への視線が冷たくなった。
「涼音さま、旦那様以外の殿方に裸を見られるなんてお可哀想に」
「ほんとですわ、ほんとですわ。
謝ってくださいまし」
船津さんと田沢さんが綱木中尉に詰め寄る。
「ええいっ、減るもんじゃあるまいし、騒ぐな!」
それに対し、中尉は開き直ったけれど。
「減りますわ」
「ええもう、これでもかってくらい、減りますわ」
さらにふたりに詰め寄られる。
「へ、減るのか?」
今度は心配そうな顔で中尉はふたりに尋ねた。
心配してくれるとは、もしかしたら綱木中尉は実はいい人なのかもしれない。
「減るわけありませんわ。
減ったらびっくりしますわ」
「そうですわ。
精神的痛手は大きいですけど」
「減らないのではないかー!」
ふたりの返事を聞き、中尉が怒りを爆発させる。
私も怒りはしないが、なにが減るんだろうと心配していただけに、なんか拍子抜けした。
「だいたいなんで、鬼の一味がここにいるんだ!」
からかわれていたとわかって綱木中尉は完全に謝る気がないらしい。
「涼音さま、旦那様以外の殿方に裸を見られるなんてお可哀想に」
「ほんとですわ、ほんとですわ。
謝ってくださいまし」
船津さんと田沢さんが綱木中尉に詰め寄る。
「ええいっ、減るもんじゃあるまいし、騒ぐな!」
それに対し、中尉は開き直ったけれど。
「減りますわ」
「ええもう、これでもかってくらい、減りますわ」
さらにふたりに詰め寄られる。
「へ、減るのか?」
今度は心配そうな顔で中尉はふたりに尋ねた。
心配してくれるとは、もしかしたら綱木中尉は実はいい人なのかもしれない。
「減るわけありませんわ。
減ったらびっくりしますわ」
「そうですわ。
精神的痛手は大きいですけど」
「減らないのではないかー!」
ふたりの返事を聞き、中尉が怒りを爆発させる。
私も怒りはしないが、なにが減るんだろうと心配していただけに、なんか拍子抜けした。
「だいたいなんで、鬼の一味がここにいるんだ!」
からかわれていたとわかって綱木中尉は完全に謝る気がないらしい。



