なぜか双子の先輩たちに気に入られた僕。

「ざまあみろww」
!?
「こんなことして何が楽しい!?」
「あ?」
「てめーらには関係ねえだろーがよ!!」
いじめっこが拳を振り上げた途端。僕は体が考えるまもなく動いていた。
「やめませんか?」
拳を掴み僕は静かに言う。
「おい、てめー舐めてんのか!」
もう一人が迫る。
「やめろ」
「え?なんでっすか?」
「邪魔が入って萎えたわ」
去る直前にニヤッと笑っていた。
「次はあいつもやろーぜ」
「いいなそれ」
あまり聞こえなかったが、なにか(たくら)んでいるに違いない。
「なんだ...?」心のなかで言った
つもりだった。
「どうした?」
方を|軽く、2回叩かれる。
「うわぁ!」
「こえーよ」
「すみません」
「てか、さっきはありがとな。」
「いえいえ、全然」
「てか、1年だよね?」
「はい、そうですけど」
「よかったら友だちになってくれないか?」二人が声を揃えて言う。
「だいっ歓迎です!」