ゲームにまつわる怖い話と聞いて真っ先に浮かぶのはこのタイトルだろう。とは言ってもかなり古いタイトルなので読者の中でも当時遊んでいたという人はかなり少ないかもしれない。霊感探偵さゆりは2002年にアソビカイハツから発売されたシミュレーションゲームである。霊感探偵である尾永さゆりが心霊写真を撮る能力を駆使して幽霊から探偵業を受注しているという設定で進行していく。
このゲームの特徴はなんと言っても本物の心霊写真が使われていること。社長の隅陽作氏が「絶対本物じゃなきゃ怖くない」と徹底的に本物にこだわっていたようだ。そのスタンスは社内外問わず「ホンモノ志向」と呼ばれ揶揄の対象になっていたことから、必ずしも周囲には賛同者ばかりではなかったことが推測できる。
本物の心霊写真使っているということも驚きだが、さらに衝撃的なのがこのゲームには本物の人身事故の写真が使われているという噂だ。

(黒塗り修正は筆者によるもの)
真偽の程は不明だが、写真は遺体部分も含めて生成AIなど無い当時の技術では再現しようがないクオリティである。他の心霊写真も十分に怖いのだが、人身事故の写真はそれらとはまた一線を画した生々しさがあった。
この件が直接の原因かは定かではないが、霊感探偵さゆりは同年8月に自主回収。これによりアソビカイハツは一気に経営不信に陥ったと言われている。
このタイトルを語る上でもう一つ欠かせないのは、『零 zero』の存在だろう。2001年にテクモから発売された同ゲームも霊界探偵さゆり同様に心霊写真をテーマにしており、超大手に後発で勝負しなくてはならなくなった隅社長の心境は察するに余りある。そんな追い込まれた状況から本物の人身事故の写真を使用するという奇行に走ったと考えても差し支えないだろう。
アソビカイハツはこのゲームを最後にゲームソフトをリリースしていない。『月光の晩餐会』シリーズなどの大ファンである筆者としては同社が失脚してしまったことは非常に残念である。
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[メモ]
霊界探偵さゆりのソフト プレミアついてて2万もしたんだけどw
仕事を辞めた身としてはしかなり痛い
この値段が今後も続くとかなり厳しいな…
まぁでも仕事のストレスがなくなったのはマジででかい!
執筆かなり順調にいきそうだし
このゲームの特徴はなんと言っても本物の心霊写真が使われていること。社長の隅陽作氏が「絶対本物じゃなきゃ怖くない」と徹底的に本物にこだわっていたようだ。そのスタンスは社内外問わず「ホンモノ志向」と呼ばれ揶揄の対象になっていたことから、必ずしも周囲には賛同者ばかりではなかったことが推測できる。
本物の心霊写真使っているということも驚きだが、さらに衝撃的なのがこのゲームには本物の人身事故の写真が使われているという噂だ。

(黒塗り修正は筆者によるもの)
真偽の程は不明だが、写真は遺体部分も含めて生成AIなど無い当時の技術では再現しようがないクオリティである。他の心霊写真も十分に怖いのだが、人身事故の写真はそれらとはまた一線を画した生々しさがあった。
この件が直接の原因かは定かではないが、霊感探偵さゆりは同年8月に自主回収。これによりアソビカイハツは一気に経営不信に陥ったと言われている。
このタイトルを語る上でもう一つ欠かせないのは、『零 zero』の存在だろう。2001年にテクモから発売された同ゲームも霊界探偵さゆり同様に心霊写真をテーマにしており、超大手に後発で勝負しなくてはならなくなった隅社長の心境は察するに余りある。そんな追い込まれた状況から本物の人身事故の写真を使用するという奇行に走ったと考えても差し支えないだろう。
アソビカイハツはこのゲームを最後にゲームソフトをリリースしていない。『月光の晩餐会』シリーズなどの大ファンである筆者としては同社が失脚してしまったことは非常に残念である。
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[メモ]
霊界探偵さゆりのソフト プレミアついてて2万もしたんだけどw
仕事を辞めた身としてはしかなり痛い
この値段が今後も続くとかなり厳しいな…
まぁでも仕事のストレスがなくなったのはマジででかい!
執筆かなり順調にいきそうだし
