皆さんはじめまして!マナと申します!

 この度、地域創生プロジェクトに参加して関東の小さな田舎町、酒井町(さかいちょう)に引っ越してきました。元々はタイトルにもある通り都内の外資金融に勤めていたんですが、子供の頃から憧れていた自然の中での暮らしを実現しようと一念発起したのが、半年前。

 移住相談窓口に通い詰め、業務を引き継ぎバタバタと引っ越ししてついに数日前! 今私は夢の田舎暮らしを満喫しています☆

 この文章も縁側に寝転がりながら書いているくらい笑
 緑豊かな自然に囲まれて、都会の喧騒やストレスから解放され、心地よい風に吹かれながら静かな時間を過ごしています。

 東京でOLをしていたときは毎日仕事に追われて忙しくて、たまの休みさえSNS映えするお店を巡るような生活でした。必死になって周りに負けないように食らいついていたつもりだったんですけど、ある日気づいたんです。
 今の生活、私キラキラできていないなって。
 ごみごみした街はどこへ行っても人が溢れていて、電車はぎゅうぎゅう詰めで息苦しくて、空気は排気ガス臭い。待ち行く人たちは冷たくて、人と人との関わりが希薄。
 鏡に映る自分はいつも疲れていて、笑顔がありませんでした。

 それで家族や友人の反対を押し切って、自然豊かで人と人とのつながりがしっかりしている場所へ移住することにしたんです。

 私が住む酒井町は十年前まで村だったのが統廃合で町になったという歴史があり、移住者はなんとこの私、マナが第一号だそうです。
 というのも、町になったことで行政の方針が変わり、移住者受け入れを始めたのが最近ってだけなんですけどね。
 移住者第一号ってことで町の人に受け入れてもらえるか、とっても心配だったんですが…… 皆さん本当に優しい!
 引っ越し初日から荷解きを手伝ってくれたり、歓迎会を開いてくれたり、生活に変わりないかなんて頻繁に声をかけてくれたり。
 やっぱり都会にはない温かさがあるなーって感動しました。町に若い人は全然いなくて、おじいちゃんおばあちゃんばかりなせいか孫みたいに可愛がってくれます笑
 東京ではご近所さんが引っ越してきても挨拶すらしないなんてザラでしたからね。

 マナが暮らしているのは十何年前から空き家になっていた平屋の一戸建て。窓から見える田園風景がきれいで部屋数が五部屋もあるのに家賃三万円!東京ではあり得ないお値段ですよね。
 部屋が余るほどあるので一番奥にある部屋なんて丸ごと物置部屋にしちゃいましたし、趣味専用の部屋も作ろうかなって思ってます!

 もちろんちょっと古くて引っ越す前にリノベーション工事を入れたりしたんですが、移住支援でかなりお安くしてもらいました。
  家の周りには広大な田んぼや山が広がり、鳥のさえずりや風の音だけが耳に響いてきます。お隣さんのお家までは数百メートル離れているので、夜に歌い放題。
 家の中には前の住人の方が残した面影みたいなあとがあって……、古い木材が使われた床や壁、年月を感じさせる空間です。少しずつ手を加えながら、私らしい家にしていきたいと考えています。

 素敵な小道具やインテリアを見つけて、北欧風にするのもいいかも?
 今日から私の田舎暮らしの日々をブログで綴っていくつもりです。
 田舎の魅力や生活の知恵、新しい発見を皆さんと共有できれば嬉しいです。自然の美しさや、田舎ならではの体験を通じて、ぜひ一緒に楽しんで行きましょう!

 さて、さっそく明日は近くの山をハイキングしに行く予定です。
 また次の投稿でお会いしましょう!