「り、りょ、遼平」
なかなか慣れない。なぜだろう。他の奴の名前呼びなんて何とも思わないのに遼平の名前を呼ぼうとすると恥ずかしくなってしまう。それと最近遼平の事を目で追ってしまう自分がいる。
やっぱりアイツはめちゃくちゃイケメンだった。それに優しい。女子たちにもキャーキャー言われていた。
彼女はいるのだろうか。そう言えば今までそんな話になった事がなかった。
部活終わりにいつもの公園で聞いて見る事にした。
「りょ、遼平は彼女いるのか?」
「はー?いる訳ないじゃん。こんなに毎日お前といるのに。でも、好きな奴はいるかな。」
まじか、好きな奴がいるのか、、何かショック。
えっ?なんで俺がショックを受けてるんだ。訳わかんねー。いろいろな感情が混ざり合って遼平がこの後何を話していたのかもあまり覚えていなかった。
昼休み、いつもならダラダラしているのに弁当箱を片付け遼平はどこかへ行ってしまった。
「遼平どこ行ったん?」
「あー、告白の呼び出しじゃない?」
と友達は言った。え、俺聞いてないけど。でも俺は遼平の何でもないんだから俺に伝える必要がないのか。
納得しているようなしていないような。ただ何かに焦っていたのを覚えている。
家に帰ってからも胸のザワザワが消えなかった。
遼平の事ばかり考えてしまう。
好きな奴がいる事、告白されていた事。あの笑顔を独り占め出来る子がいるなんて羨ましい。
ん?羨ましい?あー、そうだったのか。
俺はこの時やっと気づいたんだ。遼平の事が好きだって事に。でもこの思いは絶対に気づかれてはいけない。俺は遼平の友達なんだから。
なかなか慣れない。なぜだろう。他の奴の名前呼びなんて何とも思わないのに遼平の名前を呼ぼうとすると恥ずかしくなってしまう。それと最近遼平の事を目で追ってしまう自分がいる。
やっぱりアイツはめちゃくちゃイケメンだった。それに優しい。女子たちにもキャーキャー言われていた。
彼女はいるのだろうか。そう言えば今までそんな話になった事がなかった。
部活終わりにいつもの公園で聞いて見る事にした。
「りょ、遼平は彼女いるのか?」
「はー?いる訳ないじゃん。こんなに毎日お前といるのに。でも、好きな奴はいるかな。」
まじか、好きな奴がいるのか、、何かショック。
えっ?なんで俺がショックを受けてるんだ。訳わかんねー。いろいろな感情が混ざり合って遼平がこの後何を話していたのかもあまり覚えていなかった。
昼休み、いつもならダラダラしているのに弁当箱を片付け遼平はどこかへ行ってしまった。
「遼平どこ行ったん?」
「あー、告白の呼び出しじゃない?」
と友達は言った。え、俺聞いてないけど。でも俺は遼平の何でもないんだから俺に伝える必要がないのか。
納得しているようなしていないような。ただ何かに焦っていたのを覚えている。
家に帰ってからも胸のザワザワが消えなかった。
遼平の事ばかり考えてしまう。
好きな奴がいる事、告白されていた事。あの笑顔を独り占め出来る子がいるなんて羨ましい。
ん?羨ましい?あー、そうだったのか。
俺はこの時やっと気づいたんだ。遼平の事が好きだって事に。でもこの思いは絶対に気づかれてはいけない。俺は遼平の友達なんだから。
