藍田と仲良くなるのに時間はかからなかった。好きな事や嫌いな事、趣味、休日の過ごし方や家族構成まで。藍田にはいろいろと聞かれた。俺のどこにそんな興味があるのか疑問だったけど、ファンなら知りたいものなのかもしれない。
放課後、入部届けの提出期間が終わるので入部届を出しに職員室へ向かう。すごく入りたい訳ではない野球部にこのまま入ってしまっていいのだろうか、、やっぱり帰宅部の方が、、なんていう思いが一瞬駆け巡ったが、藍田の事を思い出してしまい結局野球部への入部届を提出した。
教室に戻ると仲の良いグループが待っていてくれた。俺の姿を見るなり藍田は駆け寄ってきて、俺が言葉を発するのを待っているようだった。
「野球部へ入部届出してきた」
「うぇーい!!マジか。俺泣きそうだわ」
「康太、すごい悩んでたから」
「俺も体動かさないとな。一緒に頑張ろうな藍田」
嬉しそうな顔をしている藍田を見て俺も良い気分になった。ただ、急な名前呼びはやめてほしい。何だかくすぐったい感じがした。
放課後、入部届けの提出期間が終わるので入部届を出しに職員室へ向かう。すごく入りたい訳ではない野球部にこのまま入ってしまっていいのだろうか、、やっぱり帰宅部の方が、、なんていう思いが一瞬駆け巡ったが、藍田の事を思い出してしまい結局野球部への入部届を提出した。
教室に戻ると仲の良いグループが待っていてくれた。俺の姿を見るなり藍田は駆け寄ってきて、俺が言葉を発するのを待っているようだった。
「野球部へ入部届出してきた」
「うぇーい!!マジか。俺泣きそうだわ」
「康太、すごい悩んでたから」
「俺も体動かさないとな。一緒に頑張ろうな藍田」
嬉しそうな顔をしている藍田を見て俺も良い気分になった。ただ、急な名前呼びはやめてほしい。何だかくすぐったい感じがした。
