『会いたい』と無意識に口にするほど、恋い慕う。
狂おしいほどに愛する人。ずっと傍にいたいと。傍にいて欲しいと願う人。
『大好き』と伝えれば『愛してる』と返してくれる。
彼の落ち着いた声。匂い。体温。全てが私を染めていく。
私を愛しそうに見つめる瞳も。優しく抱きしめる腕も。私しか知らなくていい。誰にも渡したくない。独占欲だけが、肥大していく。一日会えないだけで寂しくて。頭の中が彼だけになる。その瞬間すら愛しさを覚えるほど焦がれている。
私は、彼だけのもの。彼になら、何をされても受け入れられるほど、彼に溺れている。重すぎるこの感情でさえ、彼は受け止めてくれる。私が唯一信じる人。彼と一緒にいるためなら、私は何だってする。だから、神様。どうか私から彼を奪わないで。彼がいるなら、私は何もいらない。全てあげる。彼がいるから、私は生きてる。彼がいない世界に、意味は無い。そう思えるほどに大切な人。私のこの重すぎる恋慕を、笑って受け止めてくれるのは彼くらいだ。優しくて、少し変わった私の恋人。次会ったら何を話そうか。