碧と春    【ボカデュオ2025『 Azulight 』  原案・原作】



「よーっし!!文化祭で使うもの調達ー!!」


「だね」


「とりあえずー、折り紙!!」


「なにに使うの?」


「飾りつけー!!展示のところにも、ちょっと貼ろうかなって!!」


「いいね」


「青いのあるかなぁー」と文房具の中を歩いていく。


「いるか、画用紙はいる?」


「いる!!看板を作りたくって!!」そろそろ家のストックがなくってさ!!と生き生きしている。


「部室にかかってるやつじゃダメなの?」


「もし部室でやるってなったら大変でしょ??」


「あっ‥‥‥‥科学部の部室を、一部お借りすることになりまして」言ってなかった。


「そーなんだっ!?」わぁ、そしたらそれも使えるかも!!と1人であれこれ選んでいる。




「____いるかは、こういうの好きなんだね」


「こういうの?」


「ものを作るの。僕じゃ無理。苦手だから」

「いるかがいてくれてよかった。文化祭、出し物することになって、すごく不安だった____し」


____あ、まずい。どんどん出そう。本音が。




「響も!!一緒に作ろ!!」


「‥‥‥うん。ありがとう」


「どういうのにしようかー!!あっ、プラネタリウムどうしよう!!」


「こういうのがあるよ」


「わ‥‥‥!!星座見えるライト!!」


「こういうので、部屋の中に映せるんだよね」


‎「暗幕使う??」


「そうしようかな」


「これ、作ってみたい‥‥‥って、手作りができるっ!?」たまたま見つけたネットの記事を舐めるように読んでいる。


「本当だ」知らなかった。動画サイトにも、作り方がたくさん載ってる。


「ライトは買わなきゃかなと思ってたのに‥‥‥」


「手間が省けたね!!」





「あとは飾りつけかなー」大量の折り紙をカゴに入れて、手芸コーナーへやってくる。


「なに買うの?」


「えーっと‥‥‥糸が欲しくて____あった!!」こういうので、ボールを作るんだ!!と見せてくれる。


「いいね」


「使い終わったら、私のお部屋に飾るのー!!ライトで照らしたらかわいいんだ!!」


「‥‥‥すごいね、僕も欲しい」


「簡単だから、一緒に作ろう!!‎‎」



家にも、ちょっとだけ作って飾ってあるんだ!!と見せてくれる。
額縁に入った綺麗な水彩画の下に、丸いものが飾り付けてある。



「‥‥‥‥かわいいね」色もピンクと黄緑色。白もある。


「でしょーっ!!」と嬉しそうにする。






____似た色で分かんなかったや。



ふと、さっきのいるかの言葉が脳裏に浮かぶ。




いるかには、この色はどう見えてるんだろう。

一緒に天体観測してるけど、ちゃんと見えてるのかな。