ずっと、ひとりだけを見て生きてきた。その子だけが唯一の支えだった。
大人しくて、決して目立つような子じゃないけど、気配りができて、笑顔がすごく可愛い女の子。
一緒にいると幸せで、こっちまで笑顔にさせてくれるような、そんな子だった。
君と笑って、同じ世界で息をして、それだけで奇跡のようだった。
でも、ちょっとだけわがままを言うなら、
もう少しだけ、あと少しだけ、ほんのちょっとだけでもいいから、まだ君と笑っていたい。
君の隣で。
話さなくなって気づいた。ずっと隠してたはずの、この感情に。
できることならもっと早く気づきたかった。
分かってるし。どうせ、僕がいくら好きって言っても、君はあいつのところへ行くんだろ。
友達なんか、広く浅く付き合っていればいい。
みんなに作り笑いをしているうち、自分の暗いところ、醜いところが見えてきて怖くなった。
あの子が言ってるみたいに、僕は本当は腹黒なのかも知れないね。
僕は、比較的みんなに好かれている方だと思う。
___ただひとりを除いては。
そいつは、あんまり皆に好かれてなくて、いわば幽霊みたいなやつだった。
学校でもそう。部活でもそう。同クラじゃないから分からないけど、多分クラスでもそう。
まあ、別に関係ない。だって、考えてみればすぐ分かる。あいつが僕のこと嫌いなように、僕だってあいつのこと嫌いだし。
あいつのこと嫌いなやつなんか、僕のまわりには山ほどいるし。ああ、もう視線の端っこに映るだけでも本当鬱陶しい。
...また同じクラスにならなくてよかった。
嫌いだし。嫌い。嫌い。うん。好きとかないし。
胸の奥でつん、と痛みを感じた_ような気がした。
大人しくて、決して目立つような子じゃないけど、気配りができて、笑顔がすごく可愛い女の子。
一緒にいると幸せで、こっちまで笑顔にさせてくれるような、そんな子だった。
君と笑って、同じ世界で息をして、それだけで奇跡のようだった。
でも、ちょっとだけわがままを言うなら、
もう少しだけ、あと少しだけ、ほんのちょっとだけでもいいから、まだ君と笑っていたい。
君の隣で。
話さなくなって気づいた。ずっと隠してたはずの、この感情に。
できることならもっと早く気づきたかった。
分かってるし。どうせ、僕がいくら好きって言っても、君はあいつのところへ行くんだろ。
友達なんか、広く浅く付き合っていればいい。
みんなに作り笑いをしているうち、自分の暗いところ、醜いところが見えてきて怖くなった。
あの子が言ってるみたいに、僕は本当は腹黒なのかも知れないね。
僕は、比較的みんなに好かれている方だと思う。
___ただひとりを除いては。
そいつは、あんまり皆に好かれてなくて、いわば幽霊みたいなやつだった。
学校でもそう。部活でもそう。同クラじゃないから分からないけど、多分クラスでもそう。
まあ、別に関係ない。だって、考えてみればすぐ分かる。あいつが僕のこと嫌いなように、僕だってあいつのこと嫌いだし。
あいつのこと嫌いなやつなんか、僕のまわりには山ほどいるし。ああ、もう視線の端っこに映るだけでも本当鬱陶しい。
...また同じクラスにならなくてよかった。
嫌いだし。嫌い。嫌い。うん。好きとかないし。
胸の奥でつん、と痛みを感じた_ような気がした。



