「そ、そんなことするはずないじゃない!」

「そうよ! ところであなたこの変じゃ見ない顔よね? 本当にこの辺の方なの?」

自分たちに疑いが及んだせいか、急に疑われ初めてしまいました。
僕はすぐにふたりにお辞儀をして自分の車に戻りました。

事務所へ戻ってから不用品回収車について調べてみても、特別怪しいものは出てきません。

あのふたりが言っていたことはただの噂話なのか、それともネットでは調べることのできない、なにか別次元の不用品回収車が存在しているのか。

考え込んだとき、事務所のチャイムがなりました。