感想ノート

  • 感想ノート、失礼します。

    偶然見かけてしまった、親の不貞行為。
    それは現実逃避したいだけの戯言に過ぎない。
    無関係な部外者はそう思うかもしれない。
    そんなの、ただ傷を舐め合っているだけだ、と。
    その選択は間違っていると言いたくなるのは、身勝手な正義感を抱いているからなのかもしれないと感じました。
    絶望に近い暗闇に突き落とされた彼らは、ひとつの答えを導き出した。
    それに対して、部外者が勝手なことを言うものではないな、と思いながら読み終えました。
    タイトルが句点で終わっているからこそ、この物語を読み終えてもなお、深く考えさせられます。
    私は、恋愛にゴールはないと思いました。
    あるのは、愛への進化か、破滅。
    そんな答えが導き出されました。

    素敵な物語を、ありがとうございました!

    碓氷澪夜 2025/10/20 11:28

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