こちら中津興信所


 ======== この物語はあくまでもフィクションです =========
 ============== 主な登場人物 ================
 中津敬一警部・・・警視庁テロ対策室所属。副総監直轄。
 中津[本庄]尚子・・・弁護士。中津と事実婚だったが正式に結婚した。
 中津健二・・・中津興信所所長。中津警部の弟。実は、元巡査部長。
 中津[西園寺]公子・・・中津健二の妻。愛川静音の国枝大学剣道部後輩。元は所員の1人だった為、調査に参加することもある。
 泊哲夫所員・・・中津興信所所員。元警視庁巡査。元夏目リサーチ社員。
 泊[根津]あき所員・・・中津興信所所員。元大田区少年課巡査。同僚の泊と結婚した。
 高崎八郎所員・・・中津興信所所員。元世田谷区警邏課巡査。EITO東京本部の馬越と結婚した。
 宮田孝之・・・元京都大学准教授。感染症学者。奸計に填まり、幽閉されていたがEITO大阪支部が救出、今は、中津興信所の地下室を借り、ラボで研究をしている。
 本郷隼人・・・EITO東京本部開発部長。普段は、中津興信所と繋がっているEITO秘密基地に勤務している。自衛隊からの出向だったが、今はEITO専属となっている。

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 ==EITOとは、Emergency Information Against Terrorism Organizationを指す==

 ※日本では「未成年者喫煙禁止法」により、20歳未満の喫煙が禁止されているため、吸ってはいけません。

 9月1日。午後3時。中津興信所。所長室兼会議室。
 「流石、EITO発明王。昨日は、EITO大阪支部のバトルで活躍したそうだ。」
 そう話したのは、中津健二所長だった。
 「試作品は、EITO東京本部のバトルで柊隊員が使用したそうだ。今回の改良版は、お姉様の弥生隊員。」
 そう言って、マルチディスプレイに表示していた動画を中津警部が終了させた。
 「これって、どこから撮影しているんです?警部。」と、高崎が尋ねた。
 「勿論、オスプレイだよ。AIで、地上目線の映像に加工するんだ。」
 「凄いですねえ。」と、泊が感心した。
 「液体窒素のエンジンとバッテリーで駆動、姿勢制御部分は、オスプレイから操縦する。本来は、オスプレイのパイロットがオスプレイを自動操縦にしておいて、コントローラーでサブコントロールするそうだが、今回は、芦屋三美氏が担当したらしい。内緒で。」
 「ええっ!芦屋三美氏、って芦屋総帥でしょ。そんな暇あるの?」と、公子が感嘆した。
 「凡人、いや、常人には計りしれないのさ、な、兄貴。」と所長は警部に確認した。
 「その通り。そろそろ見学に行くか。」
 そこに、宮田元准教授と、本庄尚子が入って来た。
 そして、皆で秘密基地に移動した。
 「いつも思うけど、興信所とここが続いているって信じがたい事実。」と、根津は言った。
 本郷が、そのホバースライダーに乗っていた。
 職員が、コントローラーを持っている。
 「コントローラーは、ドローンを操作出来る人なら簡単です。宮田先生、使ってみてください。」
 宮田は、おっかなびっくりで、コントローラーに貼り付けてあるシールを見ながら操縦、5分ほどで慣れた。
 「じゃ、総帥はドローン操作できる人?」と、公子が明け透けに言った。
 スライダーから飛び降りて、本郷は頷いた。
 「ランボルギーニからマセラティを操縦する人ですからね。因みに、オスプレイもヘリも操縦出来ます。免許持ってるし。自宅からオスプレイで発進することもあるそうですよ。」
 「文字通り、とんでる総帥だ。」と、所長は言った。

 午後8時。中津家。
 「私が操縦出来るのは、あなただけ、だけどね。」と、新しいランジェリーで所長を『誘惑』した。
 「喜んでー。」

 公子は、とうとう大学を中退した。
 届け出用紙に「永久就職」と書いたらしい。

 ―完―