こちら中津興信所


 ======== この物語はあくまでもフィクションです =========
 ============== 主な登場人物 ================
 中津敬一警部・・・警視庁テロ対策室所属。副総監直轄。
 中津[本庄]尚子・・・弁護士。中津と事実婚だったが正式に結婚した。
 中津健二・・・中津興信所所長。中津警部の弟。実は、元巡査部長。
 中津[西園寺]公子・・・中津健二の妻。愛川静音の国枝大学剣道部後輩。元は所員の1人だった為、調査に参加することもある。
 泊哲夫所員・・・中津興信所所員。元警視庁巡査。元夏目リサーチ社員。
 泊[根津]あき所員・・・中津興信所所員。元大田区少年課巡査。同僚の泊と結婚した。
 高崎八郎所員・・・中津興信所所員。元世田谷区警邏課巡査。EITO東京本部の馬越と結婚した。

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 ==EITOとは、Emergency Information Against Terrorism Organizationを指す==

 ※日本では「未成年者喫煙禁止法」により、20歳未満の喫煙が禁止されているため、吸ってはいけません。

 午後3時。文京区。東京ドーム近く。
 東京ドームは広い。その周辺は更に広い。
 ピンポイントに絞れたのは、夏目リサーチと闇サイトハンターのお陰だ。
 きょう(13日)未明、東京・小金井市の小金井公園で40代の男性が少年とみられるグループに突然襲われ、タバコなどを奪われました。グループは現場から逃走していて、警視庁は強盗事件として行方を追っていた。
 タバコを奪われた本人は嫌がっていたが、目撃した女子高生が110番通報した。
 女子高生は、逃げた自転車の、所謂『自転車の防犯登録番号』を覚えていた。
 警視庁では、その少年を特定、前科者データは無かったが、夏目リサーチのマッチングシステムで、少年が出没する場所を割り出した。
 一方、闇サイトハンターが、闇サイトで、所謂「ヤク」の取引が行われる情報を得た。
 少年が出没するポイントの1つと合致した。

 所轄署、警視庁捜査一課、警視庁麻薬銃器対策課、と別れて張り込みしていた、中津興信所メンバーの場所に、手配書の少年が現れた。
 左腕にタトゥーがある。
 逮捕劇が始まった。
 いや、逮捕戦争か。
 興信所所員は、当然だが、拳銃を持っていない。警棒すら持っていない。
 殆どが、格闘術。公子以外は、警察官出身だ。
 現れた反社の組員は、警察に任せ、メンバーは、少年達のみ取り押さえた。

 「未成年者喫煙禁止法に相当するかどうかは、警察でじっくり調べて貰う。お前達が殴る蹴るして奪ったタバコ、普通のタバコじゃなかったよね。君、ヤクの匂いがしているね。警察犬いなくてもね、調べられるらしいよ。」
 高崎が、嫌味を言っている間に護送車が到着し、護送車に高崎達は、少年達を押し込んだ。
 「俺達は未成年だ!」
 「台詞、違うような気がするが、後で警察官に言ってね。」と、泊は眉をしかめた。

 「ご苦労様。一石二鳥、いや、さんちょうか。タバコ奪われた男は、バイニンだった。良かったよね、消されなくて。」と、中津警部は言った。

 午後4時半になっていた。
 「ファミレス、行く?」
 「今日は、ファミレスもうどん屋も一杯だと思うよ。買い出しして、流し素麺だな。」と、健二所長は言った。
 目の前に、ドラッグストアがあった。

 「暑いな。」「暑いね。」
 仲のいい、中津兄弟だった。

 ―完―

 ※題材の「事件」は、タバコ等強奪強盗事件です。まだ、この執筆時点では逃走中です。
 クライングフリーマン