はじめまして、Sと申します!
このページを開いてくださった皆さん、こんにちは。
数ある作品の中から私の作品に興味をもち、読んでみようと思ってくださったこと、大変嬉しく思います。
ありがとうございます!

ですがさっそくお詫びを申し上げなくてはなりません。

おそらく皆さんはホラー作品を読みたいと思ってこのページを開いてくださったのでしょう。

申し訳ございません。
こちらのページは、ホラー小説といったエンタメ的な要素を含むものではありません。

タイトルの通り、皆さまからのコメントを集めたいという趣旨で立ち上げたものになります。

それなのになぜ『ホラー・パニック』カテゴリーに設定され、かつ現在開催中の『モキュメンターホラーコンテスト』にエントリーしているのか?ということについては、後ほどキチンと説明いたします。

ですからどうかこの時点でカテゴリーエラー等の理由で通報しないようお願いいたします。

また、こちらはサイト運営さまへのお願いになりますが、同じくカテゴリーエラーとして非公開処置などを取られませんようお願いいたします。
先程も申し上げました通り、私の目的は広くコメントを集めること。つまり『ある事柄』について、なるべくたくさんの方にご意見をお伺いしたいというものになります。
目的が達成できましたら、すみやかに非公開にし、コンテストへのエントリーも取り消しますので、それまではどうか見逃していただけるとありがたいです。

さて、私がいったいなにに関するコメントを集めようとしているのかをご説明する前に、まず自己紹介をさせてください。

私は日本のほぼ中心に位置するとある県で、司法書士という仕事をしています。
司法書士。
少し前に『地面◯たち』という某詐欺師集団のドラマが話題になり、その中にも登場しますから、世間でも少しは認知されたかと思います。
ですがまだまだマイナーな職業ですので、一般の方にはなにをする仕事なのかピンとこないかもしれません。

仕事内容はいろいろですが、一番ポピュラーなのが、"不動産取引に立ち会う"という役割です。
そうです。
まさにあのドラマに出てきたあれですね。

不動産に関する情報は国に管理されていてこれを『登記』と言いますが、この登記に関する手続きを請け負う仕事です。

資格を取ってから約18年、私はずっと不動産の分野一筋でやってきました。ですから、なんとなく法律家というよりは、"不動産業界の端くれ"のような感覚で毎日仕事をしています。

もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
私が皆さんにご意見をお伺いしたい『ある事柄』とは、この司法書士という仕事に関係すること、すなわち私が過去に取り扱った、ある不動産取引についてなのです。

ただ、"取り扱った"と言いましたが、正確には、私は途中でこの案件から手を引いています。取引を進めていく過程で、1人ないし2人の方が亡くなったからです。

不動産取引に絡んで事件や事故が起こることは、よくあるとは言いませんが、そう珍しいことではありません。
物件によっては巨額のお金が動きますので、事件とまではいかないまでも、トラブルはしょっちゅうです。それこそ破産寸前の人の所有物件を専門に扱う業者や、事故物件専門の業者とお付き合いしていれば、もっと確率は上がるでしょう。

かくいう私も、そういったトラブルを見聞きしたり巻き込まれそうになったことは何度もあります。ですが大抵は一週間もすれば忘れます。言ってしまえば、所詮は仕事であり他人事ですから。

そんな私でも、今から皆さんにお話しする案件は、15年経ってもなお忘れられない出来事なのです。
それはあの時亡くなったあの方に、私自身がビジネスの相手というだけでない友情のようなものを感じていたからかもしれません。
今も、おりに触れて思い返して、考えずにはいられません。

あれはいったいなんだったのか?
あの時、私はどうすればよかったのか?
あるいは、どうすることもできなかったのか。

過ぎたことだと自分に言い聞かせても、忘れることができないのです。

このページを『ホラー・パニック』カテゴリーに設定したのは、もしかしたらこの件には、常識や理屈だけでは説明がつかないなにかが関わっているのでは?と思うようになったからです。

今更ですよね。

ですが、恥ずかしながら私はこういった分野にあまり詳しくありません。あの当時はそんなことを疑いもしませんでした。

そして自分で考えるだけでなく他の人の見解も聞いてみたいと思い、このようなことをはじめた次第です。

これから私は、件の取引に関して残している記録をここに公開しようと思います。

個人情報が多く含まれておりますから、そのまま公開するわけではなくサイトに載せられるように、私が打ち直したものになりますが、元になったいるのは実際に当時の取引に使われていた記録です。

皆さんが、小説を読みたくてこのページを開いたことは重々承知しております。
私の、過去に対するこだわりなど知ったことかと思われるかもしれません。
けれど、もしよろしければ、お時間がある時にでも目を通していただけませんでしょうか?

もしかしたら、ホラーやオカルトといった分野に詳しい皆さんなら、私にはわからない何かにお気づきになられるかもしれません。

件の不動産に関わる一連の出来事が、いったいなんだったのか、忌憚のないご意見をお聞かせいただけると幸いです。

繰り返しになりますが、こちらはホラー小説ではありません。目的は、広く皆さんの意見を集めること。

ぜひ、

『感想欄にコメントをください』