感想ノート

  • お疲れ様です! 拝読させて頂きました!
    僭越ながら、感想を残させて頂きます。

    前世の記憶が凄惨だからこそ、自分は愛されてはいけないという文乃。それでもただ1人の文乃という存在を愛してくれる人々。そして、自分の心の苦しみを打ち明けた後、それでも共に居て、これまでと、これからを共に生きようと告げる春明。

    この構図は、少なからずとも、過ちやトラウマ、そういった過去の遺物を胸に秘めた人達が生きる現代においても、嫌われること、愛されないこと、人と関わらないこと、それは贖罪などではなくて、それを知られてしまった時、自分から離れてしまう怖さに怯えた結果の妥協策に思えて、きっとどんな自分でも、愛してくれる人はいる。という強いメッセージ性を感じて、心にじんわりと温かさが広がっていく感覚がありました。

    「幸せになっていいんだぞ」という台詞。この台詞は、何よりも強い言葉のように思えます。人は誰しも幸せになる資格はありますが、実際にそうなれるかはわかりません。

    でも「幸せになっていい」という言葉には、願いと、「幸せにする」という決意も込められており、こんな言葉を貰える事が何よりもの幸せなのかもしれないと感じました。

    「幸せの意味」について深く考えさせられるような、メッセージ性の強い素敵な作品でした!

    素敵なお時間を頂きありがとうございました!
    これからもご無理のない範囲での活動、頑張ってください!🍅

    芽雨りこ 2024/11/27 15:50

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