下書き星空の下で、君の願い事を。

[那奈、急にメールしてごめんね?
私休学する、病気になっちゃって、治るまで休学するね]

治らない病気なのに、那奈に嘘をついた。

ねえ、栄佑くん、私のこと好きになってくれる?

話せば話すほど、私は栄佑くんのことが好きになっていった。

私が、余命宣告されていなかったら、栄佑くんと結婚して子供と暮らす未来もあったんだろうな。

栄佑くんのご飯を作ってる時間は、新婚夫婦みたいでなんか嬉しくなった。

「今日はねー、肉じゃがでーす!」

美味しそうに食べてくれるから、明日も作ろうって思えるんだ。

栄佑くんはね、私の希望だよ。

栄佑くんが死のうとしてた過去が、生きようと思えるようになった。

その事実が私には嬉しいんだ。

私の余命も伸びないかなあ……。

一緒にいたいなあ。

栄佑くんと笑っていたいな。

余命宣告されたあの日が、今でも鮮明に覚えてる。

悲しいなんて言葉じゃ足りなかった。