下書き星空の下で、君の願い事を。

そんな中、半年たってから海に抜け出していたとき、自殺しようとしてる男に出会った。

夜中ふらふらと海に来て、死のうとする以外に理由を見つけられなかった。

腹が立った。

私は何もしなくても死ぬ事が決まっているのに。

許せなかった。

私なら毎日楽しいのに。

そんな彼のことが見捨てられなかった。

声をかけた。

意外と普通に話してきて、意外だった。

私の全てをかけて、この人を変えてみよう。

そう思った。

平山栄佑というらしい。

三日月に願い事をした。

もし、この人の心をガラリと変えられたら、那奈を預けられるだろうか。

私が生きる楽しさ、死ぬ怖さを伝えられたら、生きてくれるだろうか。

この人の人生が楽しい時間に変わりますように。

そして、いつか私が死んだら那奈のことを支えてくれますように。