下書き星空の下で、君の願い事を。

次のイラストは出会った場所の海だ。

それも夜空いっぱいにあふれるほどの星を書くんだ。

あの時見た景色は三日月だった。

叶うことを信じて願った君の幸せを僕は叶えたい。

僕ができるのは、力になれるのは、イラストを仕上げることだ。

深い青色に黒色のグラデーションに白色で小さな点をたくさん描いて星を作る。
小さな点の大きさをいくつ変える、より輝いて見える。

そこに小さな妖精を明るい色で描く。

いままでで一番イラストに本気になれることができたのは、彼女のおかげだろう。

仕事を辞めてよかった。

彼女の手伝いができてよかった。

死にたかったあのころから随分思考が変わった気がする。

今は、彼女のためにできる限り支えて、莉乃にも幸せを感じてもらいたい。

イラストにはIDにもある妖精を入れたことでストーリーにする。

これからすべてに妖精を入れるつもりだ。

「録音するよ」

私の記憶を君と繋げたい
forget me not
 diary に刻むの
時の流れ 胸を刺すような痛み
不安なんて 君が飛ばしてくれる
明日が来るのが怖い
でも君が待ってる
だから君だけは私を見ていて
忘れないで 私がいたということを

タイトルは[私を忘れないで]