下書き星空の下で、君の願い事を。

「今日はありがとう。帰るね」
青空の余韻がまだ残る頃彼女とはさよならをする。
「また」

そう言うと、彼女は下を向いて少し黙った。

「……おつかれさまのハグは?」
寂しそうにする彼女はすねた子犬みたいだった。

「そんなのないよ。また遊びおいで」
頭をポンっと手を置きそう告げると、ぱぁっと表情が明るくなって「またねだね!」と言った。

見えなくなるまで彼女は何度も振り返り手を振った。
よほど嬉しかったのだろうか。

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誰かの心に届いたのなら、僕もうれしい。