未亜が、ほほ笑む。

だけど、なんとなく今にも泣きそうなでも、少しうれしそうな感じだった。

「次は俺な」

次に湊が口を開ける。

「俺は、ずっと未亜が好きだ。今でも忘れられない。まあ、未亜と同じ感じになるけど、

告白されたのはうれしいけど、気持ちは受取れない」

湊は、未亜と同じようにほほ笑む。

三角関係だよね。

「私は、湊が好きだった。それだけ」

私は、これで話はおしまいと言うように手をたたく。

「いや、まだだ」

声がした方に顔を向ける。

「俺は、ずっと琉唯が好きだ。これからもずっと。

でも、琉唯は全然気づいてなかったけどな」

確かに全員、自分が想われてるって気づいてない。

「じゃあ、四角関係だったってこと?」

「まあ、そうなるな」

たけるが、相槌をうつ。