本当はどこへ行かれるのか、聞きたかった。
お金はいらない、食事もいらない。明日の夜まで、どうやって過ごすつもりなのか。
家に戻られるのであれば、そこで食事をされるし、ご友人に会いに行かれるのであれば、そこでご馳走になるのかも。
いろんな憶測を浮かべたけど、旦那様の表情の重さを見て、何も聞かずに分かったと返事をするのが最善だと察した。
両親にも家を空けられることを説明して、同じようにおにぎりを持たせようとしたけど、断られていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…