「……パフェ、溶ける前に食べよっか」
「パフェ食べてる虎太郎を撮りたいから先に食べててくれ」
「僕の写真なんて撮っても……」
「動画も撮るけど」
「動画も!?」
「ダメか?」
「ダメ、じゃないけど」
上目遣いで質問されては断れるはずもない。早速何枚か写真を撮られる。
きっと姫ちゃんに見せるため。話のキッカケづくりだと自分に言い聞かせて、パフェ用の長いスプーンを手に取る。
「早く食べ始めないと、僕がアイスの部分全部食べちゃうからね?」
「虎太郎が食べたいだけ食べていいからな」
優しく笑って、スマホを構える隼人君。
普段誰かを撮ることはあっても、僕一人を撮ってもらう機会は早々ない。家族と姫ちゃんの家族以外では、証明写真くらいではないか。家族に撮ってもらう写真も姫ちゃんや猛兄ちゃんが一緒に映っているものがほとんどだ。だからこうして一人でレンズを向けられると気恥ずかしさがある。
「じゃあ隼人君が好きなチョコアイスから食べちゃおうっと」
ちょっとした意地悪をしようと、スプーン山盛りにチョコアイスを掬う。少し大きめに口を開けば、スマホ越しの隼人君と目があった。心底楽しそうに笑っている。
「俺がチョコアイス好きなの覚えててくれたんだな」
「一緒に駄菓子屋さん行っても、いつもチョコアイス食べてたから」
二口目はチョコレートアイスの下にあるコーンフレークも一緒に。
コンフレーク自体には砂糖が付いておらず、チョコソースがかけられた甘めのチョコアイスとも相性抜群だ。
「パフェ食べてる虎太郎を撮りたいから先に食べててくれ」
「僕の写真なんて撮っても……」
「動画も撮るけど」
「動画も!?」
「ダメか?」
「ダメ、じゃないけど」
上目遣いで質問されては断れるはずもない。早速何枚か写真を撮られる。
きっと姫ちゃんに見せるため。話のキッカケづくりだと自分に言い聞かせて、パフェ用の長いスプーンを手に取る。
「早く食べ始めないと、僕がアイスの部分全部食べちゃうからね?」
「虎太郎が食べたいだけ食べていいからな」
優しく笑って、スマホを構える隼人君。
普段誰かを撮ることはあっても、僕一人を撮ってもらう機会は早々ない。家族と姫ちゃんの家族以外では、証明写真くらいではないか。家族に撮ってもらう写真も姫ちゃんや猛兄ちゃんが一緒に映っているものがほとんどだ。だからこうして一人でレンズを向けられると気恥ずかしさがある。
「じゃあ隼人君が好きなチョコアイスから食べちゃおうっと」
ちょっとした意地悪をしようと、スプーン山盛りにチョコアイスを掬う。少し大きめに口を開けば、スマホ越しの隼人君と目があった。心底楽しそうに笑っている。
「俺がチョコアイス好きなの覚えててくれたんだな」
「一緒に駄菓子屋さん行っても、いつもチョコアイス食べてたから」
二口目はチョコレートアイスの下にあるコーンフレークも一緒に。
コンフレーク自体には砂糖が付いておらず、チョコソースがかけられた甘めのチョコアイスとも相性抜群だ。



