「あっ!あや、出番だぞ!海東を誉めてみろよ。」


誉める…

海東を誉める…
ん~

少し考え、俺はかなり身長差のある海東の頭に手を置いた。


「良い子…」

「「「やっぱ違う!」」」

「そうじゃねーんだよ。」


皆は突っ込んでくるけど、やっぱり何が違かったのか分からない。

でも、何も言わない海東の顔を見れば、少し頬を染めて嬉しそうにはにかんでいたから、俺的には間違った褒め方はしていないと思った。